アトレティコ戦でロディのスライディングタックルをかわしたプレーに海外メディア注目

 バルセロナは現地時間6月30日、リーガ・エスパニョーラ第33節アトレティコ・マドリード戦に2-2で引き分け、2試合連続で勝ち点3の獲得を逃した。リーグ3連覇に黄信号が灯るなか、絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、後半5分にPKで1ゴールを奪いキャリア通算700得点を達成したが、海外メディアは試合中に見せた華麗なワンプレーに注目。「美しく繊細なタッチ」などと反響を呼んでいる。

 無観客の本拠地カンプ・ノウで行われた難敵との一戦は、1-1で折り返した後半5分に、メッシが相手GKを嘲笑うような“パネンカ”でPKを成功させ2-1と勝ち越す。しかし同17分、アトレティコのMFサウール・ニゲスにこの日2本目のPKを決められ、勝ち点1を分け合った。首位レアル・マドリードを追走するなかで痛恨のドローとなったが、エースのメッシはこの日も健在。“パネンカ”による得点以外でも、観る者を魅了するプレーを見せていた。

 リーガ公式日本語版ツイッターが「メッシのフワッとドリブル」と綴って動画を投稿するなど、話題を呼んでいるのは前半28分の場面だ。味方からのパスが流れ、敵陣右サイドのタッチライン際に転がったボールにメッシが追いついた瞬間、距離を詰めてきたアトレティコのDFレナン・ロディがスライディングタックルを敢行。だがメッシは左足で巧みにコントロールし、2タッチ目でボールを浮かせてロディのタックルを回避、まるで漫画のワンシーンのようにヒラリと相手をかわして味方にパスをつないだ。

 このプレーに各国メディアも反応。海外サッカーサイト「BeSoccer」スペイン語版は、「メッシのロディに対する信じられないようなドリブル」と称えると、「とてもシンプルでありながら、美しさに満ちたコントロールを実行」と、そのプレーを描写している。またベルギーメディア「sporza」も「メッシはメッシのまま:アトレティコに対する巧妙なアクション」と伝えれば、英メディア「GIVE ME SPORT」は「メッシはロディが飛び込んでくると感じ、美しく繊細なタッチで22歳のブラジル代表の上にボールをチップした」と報じている。

 6月に33歳となったメッシだが、卓越した技術やイマジネーションに陰りは見られない。稀代の天才は今後も、観る者を魅了し続けてくれそうだ。