昨夏にも復帰の噂があったものの実現せず、一度はPSGに残留した経緯も

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、継続的に古巣バルセロナへの復帰の可能性が報じられている。そんななか、スペイン紙「AS」は来季開始時にも古巣帰還が実現する可能性を指摘。そこには“協定”があると報じている。

 ネイマールは2013年から2017年まで、バルセロナでプレー。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに“MSNトリオ”として名を馳せた。その後はPSGに移籍し、前線の核として活躍を続けている。

 しかし、今季開始前にはバルセロナ復帰の報道が過熱。シーズン開始後はホームゲームでブーイングを浴びるなどの事態にも発展した。シーズンが深まるにつれて沈静化したものの、「AS」紙によると今季終了後には移籍話が再燃する可能性が高いようだ。

 同紙は「ネイマールとPSG、バルセロナ復帰を促進する協定」と見出しを打ち、2020-21シーズン開始とともにネイマールが古巣復帰を果たす可能性に言及。「ブラジルのスターは、来季にもバルサに戻るために協定を結んでいる」として、次のように伝えている。

「ネイマールとPSGの協定は、昨夏にバルセロナが復帰を画策し、失敗した後に結ばれた。ネイマールがチームに留まり、最大限の貢献の見返りとして、放出の約束を取り付けたということになる」

 そして、バルセロナとネイマールの間ではすでに給与についても合意がなされている可能性が高いこと、移籍金は1億7000万ユーロ(約206億円)に上ること、その金額を抑えるためにトップレベルの選手をトレード要員として差し出す準備があることも指摘。その候補として、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンや同FWウスマン・デンベレの名前が挙げられている。

 バルセロナは今季、リーグ再開後に失速して首位レアル・マドリードと勝ち点4差の2位。優勝の可能性は残されているものの、厳しい状況であることは間違いない。ネイマールの再獲得に成功し、起爆剤とすることができるのか。世界中から注目されるトピックになりそうだ。

寺下友徳