決勝進出を逃した本田圭佑が公式ツイッターでルール変更を要求

 MF本田圭佑が所属するブラジル1部ボタフォゴが現地時間5日、リオデジャネイロ州選手権の準決勝でフルミネンセと対戦し、0-0で決勝進出を逃した。試合後は自身の公式ツイッターを更新し、敵を称えつつ「延長戦やPK戦がないトーナメントは見たことがない」とルールには苦言を呈した。

 試合では、主将マークを巻いた本田が2試合連続でフル出場。移籍後2試合目の出場だった前回のカボフリエンセ戦でも6-2の勝利に貢献したが、この日はスコアレスドロー。予選リーグでの結果により、ボタフォゴはフルミネンセ相手に勝利しなければ決勝進出を果たすことができなかったが、延長戦やPK戦もないまま、準決勝で敗退となった。

 今年1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたが、3月15日のリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)でデビューを飾り、ゴールを決めていた。再開戦では新型コロナウイルスの多大な影響を受けており、アメリカに次いで被害が拡大。130万人以上が感染し、5万7000人以上の死者が出ている。そのなかで、3カ月ぶりに再開を果たし、ボタフォゴは「優れたプロトコルとは命を尊重するものだ」という横断幕を掲げて入場するなど抗議していた。

 様々な意見があるなかで準決勝を迎えたが、残念ながらボタフォゴは決勝に進むことができなかった。試合後に公式ツイッターを更新した本田は「フルミネンセおめでとう、彼らは勝者に値する」と、敵を称えながらも「しかし、僕は言わなければならないことがある。ルールを変更する必要がある。僕はトーナメントで延長戦やPK戦がないのを見たことがない」と苦言を呈した。

 決勝進出を逃したボタフォゴは、8月から行われる全国選手権まで公式戦から遠ざかる予定。難しい環境のなか、本田の挑戦は続く。

寺下友徳