PKをもらえなかったトッテナムのモウリーニョ監督は怒り「誰もがPKと知っている」

 プレミアリーグは現地時間9日に行われた3試合すべてでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるチェックがあったにもかかわらず、誤った判定があったことを認めた。英公共放送「BBC」が報じている。

 この日行われたのはアストン・ビラ対マンチェスター・ユナイテッド、エバートン対サウサンプトン、ボーンマス対トッテナム戦の3試合。ユナイテッドがアストン・ビラを3-0で下した試合では前半にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが倒されたプレーでPKとなり、これをフェルナンデスが自ら決めて試合の均衡を破った。

 フェルナンデスが倒れた位置はペナルティーエリア内だったが、リプレー映像を見るとフェルナンデスのほうがDFエズリ・コンサの足を踏みつけて倒れていた。

 エバートン対サウサンプトン戦では前半27分にサウサンプトンがPKを獲得。イングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズがエリア内でファウルを受けたが、自らエバートンMFアンドレ・ゴメスに当たって倒れており、疑惑の判定と見られていた。

 なお、このプレーで得たPKはウォード=プラウズがバーに当てて失敗。得点にはつながらなかった。

 ボーンマス対トッテナム戦では試合開始早々の4分にコーナーキックの場面でトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインがDFに背後から押されて倒れたが、PKは与えられなかった。

 プレミアリーグはこの3つのPK判定について、ユナイテッドとサウサンプトンにはPKが与えられるべきではなく、反対にトッテナムにはPKが与えられておくべきものだったと誤判定を認めた。いずれもVARのチェックがあったうえで、誤った判定が下されていた。

 PKを“取り上げられた”トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に、「あれは誰もがペナルティー(PK)だと知っている」とコメントするなど判定に苦言を呈していた。

 VARに関して疑問の声が挙がることはこれが初めてではないものの、同日に行われた3試合すべてで誤った判定が起きたというのは珍しいケース。またしても波紋を呼ぶことになりそうだ。

Football ZONE web編集部