激しいプレッシングに苦しみ、思うような攻撃ができず

 日本代表MF久保建英の所属するマジョルカは現地時間12日、敵地でのリーガ・エスパニョーラ第36節セビージャ戦に臨んだが、0-2で敗戦。1部残留に向けて手痛い1敗となっている。

 今季3試合を残して降格圏の18位に沈むマジョルカと、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏の4位をキープするセビージャの一戦。右サイドハーフの久保は12試合連続の先発出場となった。

 試合は互いに激しいプレッシングからペースを握ろうとするものの、セビージャのアプローチの速さが目立ち、徐々にホームチームが主導権を握る展開に。マジョルカはなかなかボールを前に運べず、鋭いサイドアタックに晒され苦戦を強いられることになる。

 それでもGKマノロ・レイナが好セーブを連発して耐えると、前半36分にはチャンスが訪れる。中央突破の流れからFWアンテ・ブディミルがペナルティーエリア内に侵入。元アルゼンチン代表MFエベル・バネガのタックルを受けて倒さたが、これはシミュレーションの判定となり、ゴールにつなげることはできなかった。

 試合が動いたのは、同41分だった。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言によってオンフィールドレビューが行われ、マジョルカDFポソにペナルティーエリア内でのハンドがあったと判定され、セビージャがPKを獲得。これをアルゼンチン代表MFルーカス・オカンポスが決めて、セビージャが先制点を奪っている。

 後半に入ってもセビージャのタイトな守備は継続され、マジョルカは思うように攻撃に出ることができない。久保にもなかなか良い形でボールが回らず、逆にカウンターで危険なシーンを作られては、紙一重のところで失点を免れるような展開が続く。

 まず追い付きたいマジョルカは同20分にFWラゴ・ジュニオール、同27分にはFWアブドン・プラッツと北マケドニア代表MFアレクサンダー・トライコフスキを投入して勝負に出る。しかし同39分、セビージャのロングボールでディフェンスラインを破られ、モロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリに痛恨の追加点を被弾。0-2とされ、同40分には久保も見せ場のないままベンチへと下がることとなった。

 結局、試合は0-2のままマジョルカが敗戦。勝ち点を「32」から伸ばせず、残留に向けて厳しい状況に置かれている。

Football ZONE web編集部