ブレーメン地元メディアが選手の今季パフォーマンスを評価

 日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンは今季ブンデスリーガで下位に低迷するも、最終節で自動降格圏を脱出する粘りを見せ、2部3位との入れ替え戦を経て残留を果たした。苦しいシーズンを過ごしたなか、ブレーメンの地元メディア「ダイヒシュトゥーベ」は、各選手の今季を総括する特集記事を掲載。そのなかで大迫を「チーム内で最も極端な選手」と評している。

 今季の大迫はリーグ戦28試合に出場し、8ゴール2アシストをマーク。特にシーズン終盤の第31節パーダーボルン戦(5-1)から最終節のケルン戦(6-1)までの4試合で4ゴール1アシストをあげる活躍を見せ、ブレーメンのブンデス残留に大きく貢献した。

 同紙では毎試合、各選手を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点していたが、大迫については「ブレーメンで最も極端な選手。彼ほど評価が上下に激しく動いた選手はいない」と指摘。2ゴールをあげた第3節アウクスブルク戦(3-2)と、2ゴール1アシストを記録した最終節ケルン戦では大迫に最高点の「1」が与えられている一方で、チームも0-3で完敗した第22節RBライプツィヒ戦での評価は最低点の「6」になっていることを根拠として挙げて、「こうした違いは、今季が大迫にとってどういうシーズンだったかをよく物語っている」として、同選手のパフォーマンスに波があったと分析している。

 さらに、「この日本人選手は、多くのサポーターにとって批判の的となっていた。というのも、ピッチ上で彼の姿を見かけなくなることがあまりにも頻繁にあったからだ。彼は13節から30節まで一つのゴールもアシストも記録していないが、これはドラマティックなほどの長さと言える」と、昨年12月の第13節ヴォルフスブルク戦(3-2)から長く得点に絡んでいなかったことで、サポーターからバッシングを受けていたことにも同紙は触れている。

 一方、シーズン終盤でのハイパフォーマンスについては、「大迫は最後にはブレーメンのベストプレーヤーの1人に数えられるようになった。彼はコロナによる中断明け後に息を吹き返し、自身の全8ゴールのうちの4ゴールを最後の4試合でマークした」とチームの降格回避の牽引役を果たしていたことに言及。シーズンを通しての平均採点は、FW部門ではニクラス・フュルクルク(2.75)に次いで2位となる3.58だったことも紹介されている。

 ケルン在籍時の2016-17シーズンに記録した7ゴールを上回る自己最多8ゴールをあげた大迫だが、そうしたトータルの成績だけでなく、よりコンスタントな活躍を見せてくれることを地元メディアは期待しているようだ。

Football ZONE web編集部