浦和相手にアウェーで4ゴール、ネルシーニョ監督がハーフタイムの“修正”を明かす

 柏レイソルは22日に行われたJ1リーグ第6節のアウェーゲーム、浦和レッズ戦に4-0と大勝。チームを率いるネルシーニョ監督は、70歳のバースデーゲームを勝利で飾った。

 柏は前半に相手のミスを利して先制点を奪うと、後半には3得点を重ねた。前半はピンチの多い展開で、GK中村航輔のファインセーブもあり耐えるゲームになったが、後半は効果的な攻撃を繰り返した。

 ネルシーニョ監督は「前半はボールを引っかけてから効率良く攻撃に出ていくことができていなかった。ハーフタイムに、もう少しボールを握りながら、簡単にロストせずにスペースを狙っていこうと。そこでバランスが良くなったと思う」と、その修正の効果を語った。

 後半に入って1ゴール1アシストでリードを広げる立役者になったMF神谷優太もまた「自分たちのボールの時間を長くすることを優先したし、後半は距離感が良くなったと思う」と話した。そして「監督の誕生日、良いプレゼントを贈ることができたと思う」と、指揮官のバースデーゲームだったことに言及した。

 試合後のオンライン会見でも厳しい表情を崩していなかったネルシーニョ監督だが、誕生日の話題になった時には若干の笑みを見せた。そして「まず勝利で終えられたことが嬉しい。試合に向けてトレーニングをしてきた成果が出たことは嬉しく思っているし、それについては選手たちがよくやってくれた。今後、戦っていくうえで重要な勝利になった。新型コロナウイルスが流行するなか、この70歳という年齢はリスクの高い年齢層だと言われているが、自分の誕生日を勝利で飾れてうれしい」と喜んだ。

 柏はこれで前節の湘南ベルマーレ戦に続き連勝。昨季のJ2を優勝して昇格してきた柏だが、2011年にJ2優勝の翌年にJ1優勝を果たす大躍進を遂げた経験があり、当時もネルシーニョ監督がチームを率いていた。改めて、リードを奪えばしたたかな戦いぶりを見せるチームであることを印象付けた柏は、今季J1の台風の目になるポテンシャルを持つことを証明している。

Football ZONE web編集部