カペッロ氏、リーガ3連覇を逃したバルセロナの問題点について言及

 元レアル・マドリード指揮官のファビオ・カペッロ氏がリーガ3連覇を逃し、選手と監督間の対立も噂されるバルセロナについて「チームは崩壊してしまった。複雑な未来に直面している」とスペイン紙「マルカ」のインタビューで語った。

 今季のバルセロナはシーズン途中まで首位を走るも、終盤に宿敵レアルに逆転され、3年ぶりにリーグタイトルを逃した。今年1月にはエルネスト・バルベルデ前監督が解任され、後任にキケ・セティエン監督が就任するも、選手からの信頼を得ることができず、同監督はメッシら選手から無視されているとも報道された。

 今年4月にはジョゼップ・マリア・バルトメウ会長への不振から役員6人が一斉辞任するという異例の騒動も起きており、クラブはピッチ内外で混迷を極めている。

 かつてレアル・マドリードを率いたイタリア人指揮官のカペッロ氏はバルセロナの置かれた状況は「非常に奇妙だ」とし、チームはすでに崩壊していると指摘する。

「彼らがどのようにして崩壊してしまったのかは理解できない。エルネスト・バルベルデの退任は驚いたし、その後にやってきたセティエンは非常に独特な哲学を持ってきたため、チームは崩壊してしまった。良い選手もいるが、多くの選手は高齢だ。短期的に見ても、中期的に見ても複雑な未来に直面している」

 カペッロ氏は25得点でリーガ得点王に輝いたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが依然として「史上最高の選手」として活躍しているとした一方で、「彼が引退したらどうなるのかは見物」とメッシ依存の体質が続いている点を懸念として挙げている。

 クラブOBの元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の新監督就任も噂されているバルセロナ。チームの崩壊を食い止め、混迷の状況から抜け出すことはできるのだろうか。

Football ZONE web編集部