CL制覇を目指すなかでの厳しいスケジュールにサッリ監督が苦言

 新型コロナウイルスの影響で、2019-20シーズンのカレンダーは例年とは異なるものになっている。そんななか、前人未踏のセリエA9連覇を決めたユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は、自クラブが求められている12日間で5試合を戦うという日程に不満を露わにした。衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版が報じている。

 現地時間26日にサンプドリアを2-0で破り、前人未踏のセリエA9連覇を成し遂げたユベントスだが、セリエAのシーズンはまだ終わっていない。さらに彼らはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも勝ち残っている。

 ユベントスは優勝を決めてから中2日でセリエA第37節カリアリ戦を迎えたが、この試合に0-2で敗れた。得点王を目指すポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも出場した試合後、サッリ監督は「リーグは私たちに問題を生じさせた。私たちは欧州で唯一、12日間で5試合を戦わなければいけないチームだ」と、苦言を呈した。

 ユベントスは7月20日に行われたラツィオ戦(2-1)の後、23日にはウディネーゼ戦(1-2)を消化。その後、26日にサンプドリア戦、29日にカリアリ戦と続き、さらには中2日で8月1日にはローマとのセリエA最終節が待ち受けている。

 一方で、ユベントスは8月7日にCLラウンド16リヨン戦の第2戦も控えている。サッリ監督は「9人も負傷者がいるんだ」と選手のコンディションを不安視。“消化試合”となったセリエA最終節に向けての驚くべきプランを明かした。

「主力選手の起用を制限することを考えている。最終節をU-23の選手たちで戦うような抜本的な対策が正しいことなのか、検討してみたい」

 イタリア国内ではまさに敵なし状態となっているユベントス。1996-97シーズン以来の欧州王者はクラブにとっても悲願だが、リーグ戦ではコンディション調整のための策を採用することになるのだろうか。

Football ZONE web編集部