アントワープは国内カップ戦決勝でクラブ・ブルージュと対戦

 ベルギー1部アントワープに所属するMF三好康児は、カップ戦決勝に進出しているチームの“切り札”として期待されているようだ。ベルギーメディア「VoetbalNieuws.be」が報じている。

 三好は昨年、川崎フロンターレから横浜F・マリノスに期限付き移籍していたが、夏の移籍市場で海外移籍を前提に契約解除。川崎からの期限付き移籍という形でアントワープに加入した。そしてデビュー戦でゴールを決めるなど活躍し、すでに完全移籍に移行することが発表されている。

 ベルギーは新型コロナウイルスの影響によってすでに2019-20シーズンのリーグ戦が打ち切られ、20-21シーズンの開幕が迫ってきているが、決勝を残すのみとなっていた国内カップ戦は実施されるという。決勝に進出しているクラブ・ブルージュとアントワープがタイトルを懸け、現地時間8月1日に激突する予定だ。

 三好にとってはアントワープでの初タイトルを懸けた一戦になるが、チーム状況は決して万全とは言えないようだ。「VoetbalNieuws.be」は「レコ(監督)が期待する切り札」と見出しを打ち、この一戦を展望。「クラブ・ブルージュはほぼベストの陣容で臨めるが、アントワープは違うようだ」として、次のように現状を伝えている。

「アントワープはオフシーズンに多くの戦力を手放すこととなったが、後継者は獲得できていない。さらに悪いことに、MFサンデル・コープマンとMFアレクシス・デ・サールは怪我を負い、イヴァン・レコ監督には多くのオプションが残されていない。キャプテンのMFファリス・ハルーンもコンディションが完璧ではない状況だ」

 そのうえで、「今のところ可能性は五分五分といったところだが、レコ監督はコウジ・ミヨシが万全の状態で試合を迎えることに望みを懸けている」と綴っている。国内屈指の強豪であるクラブ・ブルージュとの決戦に向けて、その力が必要とされていることは間違いないようだ。タイトル獲得に貢献し、歴史に名を刻むことができるだろうか。

Football ZONE web編集部