グラネマーク氏は2018年に名将クロップに請われてリバプールへ

 リバプールでスローイン専門コーチを務めるトマス・グラネマーク氏が、契約延長したことを自身のツイッターで発表した。

 グラネマーク氏はスローインのスペシャリストとして知られ、飛距離51.33mのスローイン世界記録保持者でもある。スローインを長年研究し、過去にはデンマークのミッティランやオランダのアヤックス、ドイツRBライプツィヒなど多くのトップクラブで指導。2018年にユルゲン・クロップ監督に請われてリバプールにやってきた。

 グラネマーク氏は自身のツイッターを通じて、リバプールと2020-21シーズンの契約を結んだことを発表。リバプールの専属契約ではなく、フリーランスの立場で他クラブからも引く手あまたの状況だというが、それでも同一シーズンにリバプールの直接的なライバルとなるイングランドの“トップ6”クラブでの指導は行わない方針も明らかにしている。

 グラネマーク氏の指導によりリバプールのスローインは劇的に改善された。米スポーツ専門局「ESPN」によれば、スローイン時のポゼッション保持率が2017-18シーズンにはわずか45.4%だったものが、グラネマーク氏招聘後は68.4%と約1.5倍まで上昇したと伝えている。クロップ監督も「我々のスローインは完璧に変わった」とその影響力の大きさを絶賛している。

 スローインの指導でリバプールに大きな変化をもたらしたグラネマーク氏。18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇、そして30年ぶりとなった今季のリーグ優勝の立役者の一人と言っても過言ではないだろう。

Football ZONE web編集部