クーマン新監督が所信表明 「出番に値するならば、若手を使うことに疑いはない」

 バルセロナは2019-20シーズンの無冠からの巻き返しに向けて、かつて黄金時代を築いた1人であるロナルド・クーマン氏を新監督に招聘した。現地時間19日に就任会見が行われ、アイデンティティーでもある下部組織の“ラ・マシア”出身者に多くチャンスを与える意向を明らかにしたという。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン戦で2-8の大敗を喫したバルサ。大エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらをはじめ、主力が軒並み30代に突入していることはかねてより指摘されていた。そのなかでクラブの危機に対して、クーマン監督は所信表明でいきなり次のように指針を示したという。

「今、私はそこ(下部組織)にいる若き選手たちと理解し合う時間がある。彼ら若者にチャンスを与える時が来たのだ。彼らが出番に値するならば、若手を使うことに疑いはない。経験値、そして若さのバランスを取らなければいけない。もっと激しいプレーを見せてほしい」

 実際、クーマン監督の“ラ・マシア重視”の一環として、MF安部裕葵も所属するバルサBのガルシア・ピミエンタ監督と対面でのミーティングを持つことを要求していると報じられている。クーマン監督はどのアカデミーの若手がトップチームに昇格し、プレシーズン中にチャンスを与えられる準備が整っているかを知りたいようだ。

 バルサはU-23スペイン代表FWアンス・ファティ、MFリキ・プッチといったクラブの未来を担うと期待されている若手2人が、すでにトップチームで出場機会を得ている。彼らに続くような選手が現れるか――。クラブは大きな転換期を迎えているが、安部を含めた若手たちにはビッグチャンスが訪れたと言えるだろう。

Football ZONE web編集部