先制を許すも、前半30分、33分と続けてゴールを奪って勝利

 浦和レッズは29日、ホームでのJ1リーグ第13節で大分トリニータと対戦し、2-1で逆転勝利を飾り、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 昨季は大分が2勝したこのカードだが、今季もその相性を示すように大分がペースを握った。コンパクトな守備ブロックを形成しようとする浦和に対して、サイドを広く使った攻撃で攻め込む大分は前半9分、サイドチェンジを受けたDF香川勇気が左サイドから低いクロスを入れると、ニアサイドでMF小塚和季がフリックするように中央へ残したボールに、走り込んできたFW三平和司が流し込んで鮮やかな先制点を奪った。

 その後も、中盤のMF島川俊郎とMF長谷川雄志が左右にサイドチェンジを振り分けながら攻撃する大分が攻め込んだが追加点は奪えず。すると、浦和はFW興梠慎三が最終ライン近くまで下がって組み立てを助けるなどしてチームを助け、徐々にペースを握った。

 そして前半30分、興梠のフリックからFWレオナルド、MF長澤和輝と経由したボールは右サイドを上がってきたDF橋岡大樹へ。そして、橋岡のクロスをレオナルドがヘディングシュートで狙うと、大分GKムン・キョンゴンはボールをゴール内にこぼしてしまい1-1の同点となった。

 さらに浦和は同33分、右サイド45度付近のペナルティーエリアすぐ外でフリーキックのチャンスを得ると、DF山中亮輔がファーサイドを狙って左足の強烈シュートを放った。そこに、中央へのクロスに合わせるタイミングで飛び込んできた橋岡が頭でわずかにコースを変え、そのままゴールへ。浦和が2-1と逆転に成功してハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても、ピッチを広く使って攻撃にかかる大分と、それを局面の強度で抑え込みにかかるという浦和という構図でゲームが進んだ。双方ともに交代枠を5人使ったゲームは、人の入れ替わりで徐々に大分が機能性を落としてゴール前に攻め込む回数が減っていった。

 浦和も効果的なカウンターを繰り出す場面はあまりなく試合は膠着した時間が流れ、そのまま2-1で試合終了。浦和が前節のヴィッセル神戸に敗れてすぐに勝利をつかみことに成功し、勝ち点を23に伸ばした。一方、前半の良い内容を生かせなかった大分は2試合連続引き分けからの敗戦で勝ち点12のままと、苦しい状態になっている。

Football ZONE web編集部