マテウス氏、マンC無冠の要因は監督采配にあると指摘

 現役時代はバイエルン・ミュンヘンで長年活躍した元ドイツ代表DFローター・マテウス氏が、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」の取材に応じ、そのなかで昨季無冠に終わったマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督を痛烈に批判した。

 2008-09シーズンにバルセロナの監督に就任して以降、グアルディオラ監督はこれまで数多くのタイトルを獲得してきた。しかし、昨季はプレミアリーグでは優勝したリバプールに18ポイントもの勝ち点差をつけられて2位に終わり、さらにFAカップとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではそれぞれベスト4とベスト8で敗退。自身にとって初となる無冠のシーズンを経験した。

 現役時代に“闘将”として知られたマテウス氏は、昨季のシティが無冠に終わった原因はグアルディオラ監督の采配にあると分析している。取材の中でシティのことが話題に上ると、同氏は「私にはペップ・グアルディオラは、大事な試合でいつも何か特別なことをしようとしているように見える。バルセロナには独自のDNAがあり、グアルディオラが作り上げたシステムがあった。だから彼は成功した。しかし、バイエルンやシティでは常に何かを作り替えることを試みて、そしてそれはいつも失敗に終わった。彼は、自分がチームをもっと良くできることを見せたがっていた。『ペップ、君は素晴らしい監督だ。だが、システムをいじるな』と彼に言いたいね」と語った。

 さらに、「そのようなスタイルは極端なエゴイストのやり方だと私は思う。厳しい言葉であることは、もちろん理解している。ただし、この評価はグアルディオラが今までやってきたことに基づくものだ。例えば、彼はロベルト・レバンドフスキを左サイドで起用したことがあったが、そんなことは全くもってあり得ないことだ」とも語り、グアルディオラ監督が自身の手腕をアピールするために、頻繁に戦術的な変更を行っているとの趣旨で、同監督の采配に疑問を呈した。

Football ZONE web編集部