2002-03シーズンのCLマンU戦で見せたジダンのプレーに再脚光

 レアル・マドリードは2000年代前半に、“銀河系軍団”として世界中のサッカーファンを魅了した。そのなかで一際輝きを放った1人が、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンだろう。“白い巨人”の司令塔として数々の名シーンを生み出したが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターは2002-03シーズンの準々決勝マンチェスター・ユナイテッドとの第1戦を回顧。美しいプレーの数々に、「非現実的」「傑作を創造したアーティスト」など称賛の声が上がっている。

 現在レアルの監督を務めるジダンは、2001年にユベントスから移籍し、背番号5のユニフォームを身にまとい“白い巨人”の一員となった。加入時に29歳とすでに円熟の境地に達していたジダンは、魔法のようなボールタッチでレアルの中盤に君臨。在籍1年目でCL制覇を成し遂げるなど、栄光に彩られた5シーズンを過ごした。

 そんなレアル時代のジダンのプレーの中で、今回CL公式ツイッターが「仕事中の天才!」と綴って公開したのは、02-03シーズンの準々決勝マンチェスター・ユナイテッドとの第1戦だ。3-1でホームのレアルが先勝した一戦で、ジダンは輝きを放った。ピッチの中央に君臨し、前後左右から飛んでくるボールを吸い付くようなトラップでコントロール。代名詞と言える“マルセイユルーレット”などを織り交ぜて巧みにキープすると、流れるような動きでパスを供給していく。そんな華麗な動きを前に、黄金時代を過ごしていたユナイテッドの選手も翻弄されてしまう。そしてジダンはFWラウール・ゴンザレスとFWルイス・フィーゴのゴールをお膳立てした。

 この映像が公開されると、返信欄には「史上最高のミッドフィールダー」「非現実的」「彼の技巧は比類なきものだった」「異次元」「王様」「唯一無二のフットボールのマエストロ」「傑作を創造したアーティスト」「天才!」など多くの称賛の声が寄せられた。

 監督としてもリーガ・エスパニョーラ優勝2回、CL制覇3回をレアルにもたらしている英雄ジダン。スペイン名門の長い歴史の中でも、すでに傑出した存在であることは間違いない。

Football ZONE web編集部