バーネット氏がトッテナム復帰後の心情を吐露 「クラブは手助けをしてくれなかった」

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、今夏の移籍市場で7年間を過ごしたレアル・マドリードから古巣トッテナムへの復帰が正式決定した。1シーズンの期限付き移籍という形ではあるもののレアルとの別れの時が来たと、代理人が“決別宣言”と取れる発言を行ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 2013年以来のトッテナム復帰となったベイル。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトッテナムは、イングランド代表FWハリー・ケインや韓国代表FWソン・フンミンらを擁するだけに、豪華アタッカー陣とのチーム内競争が待っている。代理人のジョナサン・バーネット氏も英公共放送「BBCラジオ4」で、「彼は試合への愛情を取り戻し、できる限りプレーしたいと望んでいるが、それは彼次第だよ」と、今後に向けた期待を口にしている。

 しかしそれ以上に同氏が吐露したのは、レアルへの“恨み節”だ。「彼はトッテナムで成功できるはずなので、(レンタル移籍の契約終了後も)残留したいと思うだろう」と話すとともに、このようにも語っている。

「彼はどこにあっても裁判にかけられるようなことはない。海外に出たイギリス人サッカー選手として、他のどの国よりも多くのことを成し遂げたはずだ。ただし私の意見では、彼はそんな素晴らしいクラブのために多くのことをしたのに、誰かのために正しく扱われなかった」

 加入後数年は非常に歓迎されたベイルだったが、負傷がちだったこと、そしてジネディーヌ・ジダン監督との確執もあってシーズンを追うごとに、その期待値とクラブ内での序列は下がっていった。

 バーネット氏は「誰かのせいにしたいとは思わない」と言うものの、「クラブで7年間達成したことを考えれば、もっと良くケアされるべきだったと思う」「ファンがしたこと(ブーイング)は恥ずべきことだし、クラブは手助けをしてくれなかったと思う」と、レアルとの関係性が冷え込んでいたことを明らかにした。ベイルにとって古巣トッテナムでの再挑戦は、レアルとの決別と雪辱を果たすための戦いとなる。

Football ZONE web編集部