就任以来CB補強に多額の資金を投下も…補強失敗例が多い?

 元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督のセンターバック補強に不安を感じているようだ。スペイン人指揮官はシティで同ポジションの選手獲得に総額290億円もの資金を投じてきたが、安定して活躍している選手が少ないことから「彼にとっての盲点」「多くを求めすぎなのでは?」と懐疑論を投げかけた。

 グアルディオラ監督は2016年にシティの監督に就任し、これまでにプレミアリーグ2回、FAカップ1回、リーグカップ3回と多くの国内タイトルをチームにもたらしてきた。その過程で何人もの新戦力も補強してきたが、中でも守備の要であるセンターバックには多額の資金を投じてきた。

 これまでにイングランド代表DFジョン・ストーンズ(エバートン→)を筆頭に、フランス人DFアイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ→)、スペイン代表DFエリク・ガルシア(バルセロナ→)、オランダ代表DFナタン・アケ(ボーンマス→)らが加入。さらに先日、6500万ポンド(約88億円)をかけてポルトガル代表DFルベン・ディアス(ベンフィカ→)の獲得も決めた。スペイン紙「スポルト」によれば、ペップがセンターバック獲得に費やした金額は総額2億3560万ユーロ(約290億円)に及ぶという。

 ペップがそれだけセンターバックのポジションを重要視していることの表れとも言えるが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表DFキャラガー氏は、ペップが監督キャリアを通じてセンターバックの補強で失敗が多いことを不安要素として指摘している。

「ディアスはマン・シティにとって機能しなければならない移籍だ。心配なことは、センターバックの補強に関して、ペップはバルセロナ時代まで遡っても決して素晴らしいとは言えないということだ。

 そして私にとって大きな心配事は、ペップにとってセンターバックは盲点なのではないかということ。あるいはペップ・グアルディオラは自身の下でプレーするセンターバックに、多くを求めすぎているのではないかということだ」

 今夏加入のアケやディアスはペップの期待に応えることができるのか。そして290億円を投じた補強策は実を結ぶのか。その行方に注目だ。

Football ZONE web編集部