ビジャレアルでベンチスタートが続く久保 「日本の真珠を頻繁に起用すべきでは?」

 ビジャレアルは現地時間3日、リーガ・エスパニョーラ第5節でアトレティコ・マドリードとの対戦を控えている。今季期限付き移籍している日本代表MF久保建英はいまだスタメン出場を果たしていないが、現地メディアは「モイ・ゴメスよりもタケ・クボ、エメリに求められる変化」と見出しを打ち、ベンチスタートが続く日本人アタッカーの不遇に注目している。

 昨季マジョルカに期限付き移籍した久保は、35試合に出場して4ゴール4アシストを記録。降格したチームの中で着実な成長を遂げた。保有元のレアル・マドリードはさらなる飛躍を促すべく、スペイン2年目となる今季はUEFAヨーロッパリーグにも出場する上位クラブのビジャレアルに期限付き移籍させたが、久保の獲得を熱望したと伝えられているウナイ・エメリ監督は、開幕から4試合連続で久保をベンチスタートとしている。

 そうしたなか、スペインメディア「FICHAJES.NET」は「モイ・ゴメスよりもタケ・クボ、エメリに求められる変化」と見出しを打ち、「ビジャレアルはリーガでいくつか白星を飾り始めているが、多くの疑問を残している。その筆頭が一貫した日本人のサブ起用だ」と取り上げており、「ビジャレアルはレアルの才能に必要な飛躍を授ける最適な案だったが、今のところ上手くいっているようには見えない」と指摘している。

 記事では、「タケ・クボはビジャレアルで53分間出場しているが、すべて途中出場で、1試合あたり15分から20分しかプレーできていない」と現状について説明。そのうえで「外部から見る限り、15分の足かせを取り払えばはるかに貢献できる選手の起用を拒んでいるように見える」とし、指揮官に重宝されているMFモイ・ゴメスについては「才能があり、ポジショニングもボールコントロールも優れているが、活力、ドリブル、ラストパス、ロングシュートに欠けている」と指摘している。

 そして「エメリは、日本の真珠を頻繁に起用すべきで、試合で多くの比重を置くべきなのではないか? 彼は確実にジェラール・モレノやパコ・アルカセルと刺激的な関係を築くだろう」と主張していた。アーセナル時代もメンバーを固定する傾向にあったエメリ監督の考えを変えさせるには時間がかかるかもしれないが、久保は限られた出場時間でアピールを続けていくしかない。

Football ZONE web編集部