ボローニャは1年以内に18.6億円からその価値が2倍になると見込んで冨安を保持か

 ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、セリエAの名門ACミランが獲得に興味を示していると報じられていたが、市場閉幕日の10月5日までに移籍は実現しなかった。ミラン専門サイトは「トミヤスの追跡が失敗した理由」と題して背景を取り上げている。

 冨安は日本代表デビューを飾った2019年夏、ベルギー1部シント=トロイデンからボローニャへ移籍。同年10月に左大腿二頭筋、終盤戦で右太ももを痛めて離脱した期間はあったが、右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦29試合に出場し、1ゴールを記録した。今季も開幕からセンターバックで先発出場を続け、ミランが獲得に興味を示したとされるほど評価を高めた。

 最終的に移籍成立とはならず、元日本代表MF本田圭佑(ボタフォゴ)に次ぐ2人目のミラン所属の日本人プレーヤー誕生とはならなかった。ミラン専門サイト「Sempre Milan」は、「トミヤスの追跡が失敗した理由」と題して、ミランがターゲットとしていたトルコ代表DFオザン・カバク(シャルケ)、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(チェルシー)、フランス人DFモハメド・シマカン(ストラスブール)とともに、獲得に至らなかった背景について触れている。

「ボローニャはタケヒロ・トミヤスを1500万ユーロ(約18億6000万円)で売却することを拒んだ。テクニカル・ディレクターを務めるワルテル・サバティーニが、少なくとも1年後には2倍の金額で売れると確信しているからだ。日本人ディフェンダーはすでに海外から多くの興味を集めている。トミヤスはフィジカルが強く、テクニックも備えた完璧な選手だ」

 今回はミラン移籍とはならなかったが、冨安はまだ21歳。順調に成長を続ければ、ビッグクラブ行きのチャンスが巡ってくる可能性も十分あるだろう。

Football ZONE web編集部