元英代表ファーディナンド、より直進的なムバッペ、臨機応変なラッシュフォードと分析

 名門マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、引退後は“ご意見番”としても存在感を発揮している。今回は、古巣で活躍するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの決定的な違いについて、「ボールを持った直後のアクション」を挙げた。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。

 ラッシュフォードは22歳、ムバッペは21歳とまだ若いが、ともに所属クラブのエースに君臨。代表としても活躍しており、ムバッペに関しては、10代にしてフランス代表の「背番号10」を背負って2018年のロシア・ワールドカップで世界一に輝いている。

 そんな2人がぶつかり合うことになったのが、現地時間20日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1戦だ。ムバッペがユナイテッドのイングランド人DFアクセル・トゥアンゼベの見事なパフォーマンスに完封された一方で、ラッシュフォードは1-1で迎えた後半42分に決勝ゴールを決め、チームに白星をもたらした。

 ファーディナンド氏は英衛星放送「BTスポーツ」で、ラッシュフォードとムバッペの違いについて言及している。

「ムバッペがボールを持ったら私はすぐに席の端っこに移動するんだ。毎回だよ。なぜなら、彼が最初に考えるのは、前を向いてボールを運ぶことだということを知っているから。そして、自分で突破できない時はパスを出すんだ。その一方で、マーカスはほとんどの場合、ボールを持ったら周囲を確認してからプレーする。ボールを持ったら確認。それが決定的な違いだ」

 今回の対決ではラッシュフォードに軍配が上がったものの、ファーディナンド氏は、状況に応じてプレーを選択する後輩のラッシュフォードよりも、常に前を向いて走るムバッペのプレーを見ているほうがはるかにエキサイティングだと語っていた。

Football ZONE web編集部