先制点献上のPK判定に英メディアが疑問符「リバプールはまたもや物議を醸すVARで苛立ち」

 リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第6節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。逆転勝利で勝負強さを発揮したが、先制点を与えたPK判定について、英メディアは「ファビーニョはボックス外で接触したように見えるが、PKを献上。リバプールはまたもや物議を醸すVARで苛立ち」と見出しを打ち、ファウルの“決定的瞬間”を投稿している。

 昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を飾ったリバプールだが、17日に行われた第5節エバートン戦(2-2)では、守備の要として不動の地位を築くオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが右膝前十字靱帯損傷の重傷を負うアクシデントもあり、シーズン序盤にして暗雲が立ち込めている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦のアヤックス戦(1-0)では、本来中盤のアンカーを務めるブラジル代表MFファビーニョがファン・ダイクの代役としてセンターバック(CB)に配置され、ゴールラインで間一髪のクリアを見せるなど、クリーンシートの勝利に大きく貢献していた。

 シェフィールド戦でも引き続きCBに入ったファビーニョだったが、前半8分、ゴール前で相手選手を倒しファウルを与える。最初はFKの判定だったが、VARの確認の結果、PKへと変更され、先制点を献上してしまうことに。しかし、何度も流されたリプレイでは、ペナルティーエリア手前でタックルしているようにも見えた。

 この場面について、英紙「ザ・サン」は「ファビーニョはボックス外での接触に見えるが、PKを献上。リバプールはまたもや物議を醸すVARで苛立ち」と見出しを打ち、際どい位置でのファウルだったにもかかわらず「主審のマイク・ディーンはファビーニョがどの位置でファウルを犯したのか直接確認することなく、PKを決断した」と説明し、公式インスタグラムでもファウルの“決定的瞬間”を投稿した。

 その後、同点に追いついたリバプールは後半17分にエジプト代表FWモハメド・サラーがスーパーゴールを叩き込んだが、こちらもVARの確認の結果、際どいオフサイド判定で取り消しに。前節のエバートン戦でも立て続けに不可解なジャッジに見舞われただけに、今季のリバプールとVARは相性が悪いと言えるのかもしれない。

Football ZONE web編集部