マンUマグワイアがDFアスピリクエタを抱え込んで倒すもノーファウル判定で波紋

 プレミアリーグ第7節の大一番、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は、0-0の引き分けに終わった。チェルシーにPKが与えられるべき場面があったと話題になるなか、米スポーツ専門局「ESPN」は、フランク・ランパード監督のコメントを報じている。

 問題の場面は前半40分、セットプレーを得たチェルシーは、ゴール前に人数をかけて得点を狙った。ゴール前の混戦で、ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが、チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタを抱え込んで転倒させた。

 しかし、主審はPKを取らずに、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)もプレーを取り上げずに試合はそのまま続行された。試合後、ランパード監督は「ホールディングは認められているかもしれないが、ヘッドロックは違うだろう。なぜVARが確認しなかったのか分からない。確認できるモニターがあったはずだ。審判がモニターを見れば、PKを与えていたはずだ」と、判定に不満を唱えた。

 また、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組内で、元マンチェスター・ユナイテッドのDFパトリス・エブラ氏も「昔からプロレスをよく見るけれど、マグワイアは(有名レスラーの)ハルク・ホーガンを思い出させてくれた。あれは明らかなPKだ」と、VARの見逃しを指摘している。

 今夏、300億円以上を費やす大型補強で、アタッカーを中心に獲得したチェルシーだが、UEFAチャンピオンズリーグのセビージャ戦(0-0)に続き、この試合もスコアレスドロー。補強に見合う結果が求められるだけに、ランパード監督もこの見過ごしは看過できなかったようだ。

Football ZONE web編集部