三好康児も先発したアントワープとの“ダービー”で躍動も、チームは2-3で敗れる

 ベルギー1部ベールスホットの日本代表FW鈴木武蔵は現地時間25日、敵地でのアントワープ戦に先発フル出場し、2得点を挙げた。同僚FWとのデュオを現地メディアから称賛されているが、チームは2-3で敗戦を喫している。

 アントワープを本拠地とする両チームの“アントワープ・ダービー”で、先手を取ったのはホームのアントワープ。前半7分にFWリオル・ラファエロフが先制点を奪うと、同15分にも追加点を記録し、早々に2点を先行する展開となった。

 しかし、ビハインドを背負ったベールスホットが徐々に盛り返すと、前半25分にモロッコ代表FWタリク・ティスダリのアシストから鈴木が1点を返す。そこからはベールスホットが試合を支配。後半28分には再びティスダリのアシストから鈴木が同点弾を沈め、ベルギーメディア「Voetbalprimeur.be」が「ベールスホットのピークは後半28分に訪れた」と伝えたように、勢いのままに攻め立てた。

 しかし、同メディアが「そこからアントワープは目を覚まし、ベールスホットの支配力は弱まった」とするように、またしても試合の流れが一変。直後の後半29分にアントワープのコンゴ民主共和国代表FWディウメルシ・ムボカニが決勝点を挙げ、試合はホームチームの3-2の勝利で幕を閉じた。

 ベルギーメディア「Voetbalkrant」は「アントワープは赤に染まる:効果的な攻撃を見せたアントワープがベールスホットの追撃を振り切って勝利」と見出しを打って詳報。「アントワープが素早く2点のリードを奪ったが、情熱的なベールスホットはティスダリとスズキのデュオが素晴らしい巻き返しを見せた。しかし、それまで大きな働きをしていなかったムボカニによってアントワープは首位浮上を果たした」と報じている。

 日本代表MF三好康児も先発出場していたアントワープは、この勝利で首位に再浮上。ベールスホットは鈴木の2得点も虚しくダービーに敗れ、仕切り直しとなっている。

Football ZONE web編集部