今季新加入のスウェーデン代表MFクルゼフスキが個人技から同点弾を記録

 ユベントスは現地時間25日、リーグ第5節ヴェローナ戦で1-1の引き分けに終わった。今季5試合目で3分と波に乗り切れないなか、20歳のスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキが決めた同点弾が称賛を集めている。

 セリエA9連覇中のユベントスだが、前節までの時点で2勝2分と調子の上がり切らない状態が続いている。さらにはエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが新型コロナウイルス陽性となって欠場となるなど、逆風のなかでヴェローナ戦を迎えた。

 ホームでの一戦はスコアレスで前半を終えると、アウェーのヴェローナが後半に先手を取る。同15分、FWアンドレア・ファヴィッリがペナルティーエリア内から豪快に左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

 このままだとアンドレア・ピルロ監督の初黒星となってしまうユベントスを救ったのは、失点直後にイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキに代わって投入されたクルゼフスキだった。後半33分、右サイドでボールを受けたクルゼフスキは、なめらかなドリブルで対峙したDFを牽制しながら前進。細かいステップでペナルティーエリア内に侵入すると、左足の狙いすましたシュートがゴール左隅に決まり、1-1の同点に追いついた。

 その後も勝ち越し点は奪うことができなかったものの、ユベントスはホームでの敗戦を何とか免れた。英紙「デイリー・メール」は「デヤン・クルゼフスキがピルロ監督を最初の敗戦から救う」と見出しを打ち、「ユベントスを窮地から救い、ヴェローナを攻め落とした」とクルゼフスキの活躍を称賛している。

 また、スウェーデンのサッカー専門サイト「fotbollskanalen」は「クルゼフスキが個人技での襲撃でチームを救う」として、同国出身のスター候補生の活躍をレポート。「神出鬼没かつシンプルだった」と途中出場での躍動を伝えていた。

 新体制で迎えたシーズンは、ここまで順風満帆とはいっていないユベントス。新加入の新星クルゼフスキの台頭は、前人未到の10連覇に近付くための布石になるのだろうか。

Football ZONE web編集部