今季、構想外のU-21スペイン代表MFリキ・プッチ PSG移籍には“待った”か

 バルセロナのロナルド・クーマン監督は、今シーズンの開幕前にU-21スペイン代表MFリキ・プッチを構想外にすることを本人に伝えたという。そうした状況を受け、フランス王者のパリ・サンジェルマン(PSG)が冬の移籍市場でリキ・プッチの獲得に動いたものの、クーマン監督は放出を拒否しているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 バルサの下部組織出身のリキ・プッチは、元スペイン代表MFシャビ(現アル・サッド監督)や元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)のように、ボールを自在に操り、パスワークを円滑にするクラブの伝統的なサッカーを踏襲できる存在として期待を集めている。クラブの将来を担う可能性のある逸材について、クーマン監督は今季トップチームで構想外となっており、期限付き移籍を勧めたと報じられた。

 そのリキ・プッチについて、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、PSGのレオナルドSDが、冬の移籍市場で期限付き移籍に乗り出したと報じていた。だが、「ムンド・デポルティーボ」は、「夏の移籍市場から現在まで、バルサに対してオファーは届いていない」とし、さらに「リキ・プッチとPSGの関係」も影響していると伝えた。

 バルサとリキ・プッチの契約は2021年6月で満了を迎える。そのため、仮にリキ・プッチが冬の移籍市場でPSGへ行くことになれば、スペイン国外のクラブとは自由に交渉ができる期間になる。次の夏の移籍市場で、フリートランスファーでリキ・プッチを失うことを恐れるバルサは、PSGへの移籍を認めないというのだ。

 来年1月には、キャプテンでもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就も話題になることが必至のバルセロナだが、今後の移籍市場でも多くの話題を振りまきそうだ。

Football ZONE web編集部