ラ・リーガでは暫定12位と大きく出遅れており、ファティやペドリら若手に期待

 バルセロナは現地時間4日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節、ホームでのディナモ・キエフ戦に2-1で勝利し、同グループ3連勝で決勝トーナメント進出へ順調に勝ち点を積み上げた。その一方で、覇権奪回を目指すリーガ・エスパニョーラでは勝ち点が伸びない状況に、試合後に元スペイン代表DFジェラール・ピケが触れたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 試合は前半5分にエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得。これをメッシ自らが決めて先制点を奪い取った。その後はボールを支配したバルサだが、前半35分と後半18分にディナモ・キエフに決定機を許した。しかし、これを今季初出場のドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが鮮やかに防ぎ、ゴールを許さなかった。

 後半20分には、スペイン代表FWアンス・ファティのクロスをピケが頭で合わせてバルサが追加点をゲット。後半30分に1点を返されたものの、逃げ切りに成功した。試合後、ピケはフラッシュインタビューで「試合を複雑にしてしまい、コントロールしきれなかった。特に後半は安定感がほぼなく、勝ち点3が一番良かったこと」と内容に納得していないことを明かした。

 ロナルド・クーマン監督体制となったバルサだが、決して順風満帆というわけではない。ラ・リーガ6試合消化で勝ち点8にとどまり、暫定12位と大きく出遅れている。それだけにピケは、「チャンピオンズリーグで我々は良い流れに乗っているが、リーガではそれを変える必要がある。チームに勢いをもたらす新たな若い選手がいるし」と、ファティや17歳MFペドリらの奮起にも期待している。

 ピッチ外ではジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の電撃辞任や新型コロナウイルス禍による経営難など、バルサを取り巻く環境は良好とは言えないが、結果を残すことで安定感を取り戻していくことはできるか。

Football ZONE web編集部