メッシやC・ロナウドが急逝のマラドーナに2ショットでメッセージを送る

 サッカー史に数々の伝説を刻んだアルゼンチンの“天才”ディエゴ・マラドーナが、現地時間25日にブエノスアイレス郊外の自宅で死去し、60年の生涯に幕を閉じた。世界的なスーパースターとの突然の別れに、バルセロナの同国代表FWリオネル・メッシやユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも追悼メッセージを送っている。

 アルゼンチン紙「Ole」など現地メディアの報道によると、ブエノスアイレス郊外にある自宅で心臓発作により倒れたという。10月30日に60歳になったばかりだったマラドーナは、2日に体調不良を訴えて搬送。翌3日に硬膜下血腫のためブエノスアイレスで手術を受け、11日に退院し、施設でアルコール依存症の治療を受けていた。

 手術直前には監督を務めるヒムナシアのアシスタントコーチが新型コロナウイルスの陽性反応を示したことにより隔離となっていたが、新型コロナウイルスの検査では陰性だった。

 サッカー界のレジェンドは、ワールドカップ(W杯)に4度出場。1978年の地元開催W杯には、18歳にして最終候補まで残りながら落選したが、翌年には日本で開催されたワールドユース(現・U-20W杯)で優勝とMVPを獲得した。82年のスペイン大会でW杯初出場。スペインの名門バルセロナに加入し、イタリア南部のナポリへとキャリアの場を移すと、セリエA優勝に導くなど伝説的なプレーを披露。86年メキシコW杯では、準々決勝イングランド戦で「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」という二つの伝説のプレーを残した。

 突然の別れに世界中が悲しみであふれた。メッシは、マラドーナが2008年から10年までアルゼンチン代表監督を務めていた際にプレーし、ともに南アフリカW杯に出場。メッシは自身の公式インスタグラムで、2ショットとともに追悼のメッセージを綴っている。

「アルゼンチンにとって、そしてサッカー界にとって悲しい日です。彼は亡くなったが、いなくなることはない。なぜなら、ディエゴは永遠だから。彼と一緒に過ごした美しい瞬間を忘れることはない。彼の家族と友人に哀悼の意を表したい」

 さらに、C・ロナウドも公式インスタグラムで白黒の2ショットを投稿。「今日、私は友人に別れを告げ、世界も永遠の天才に別れを告げます。史上最高の1人。比類なき魔術師。彼はあまりにも早く去ったが、無限の遺産と決して埋められない空虚感を残していった。安らかに眠って。あなたを決して忘れません」と、思いを明かした。

 世界のスターたちも憧れた伝説のスーパースター。メッシとC・ロナウドにとっても、まだ受け入れ難い現実のようだ。

Football ZONE web編集部