アントワープ対シャルルロワのゲスト解説を務めることに

 Jリーグの2020シーズンが終了し、つかの間のオフを迎えた。一方、欧州リーグはここから佳境を迎えることになる。そのなかでスポーツチャンネル「DAZN」は、欧州リーグの解説にJリーグの現役選手を迎える企画を実施し、現地時間27日のベルギーリーグ第19節アントワープ対シャルルロワでは、横浜F・マリノスのMF喜田拓也がゲスト解説として登場予定となっている。

 アントワープのMF三好康児とは元チームメートで、シャルルロワのMF森岡亮太とはJリーグの舞台で対戦経験のある喜田。自身初の“解説業”を前に取材に応じ、新たな挑戦について様々な視点から語ってくれた。

   ◇   ◇   ◇

――喜田選手は日頃、どれくらいの頻度でサッカー観戦をされますか?

「よく見ますね。海外サッカーで言うと、日本人選手は気になりますし、出ている試合は見たりしますね。Jリーグでもすごく見ています。J1に限らず、マリノスで一緒にやった選手は多いですし、そういった選手がいるチームは気になります。今はマリノスにいなくても、一緒に戦った仲間は離れても仲間なので、活躍はできるだけDAZNで見るようにしています」

――サッカー観戦ライフでDAZNはどのような存在ですか?

「めちゃくちゃ便利ですね。選手からしたらすごくありがたくて、いろいろなカテゴリーを見ることもできますし、サッカー以外のスポーツもすごくいろいろやっています。興味も湧きますし、気が向いたらのぞいてみたりしています。J2やJ3といった違うカテゴリーもパッと見ることができるので、非常に便利なツールだなと思いながら使わせてもらっています」

――今回はゲスト解説を務めることになります。過去に解説の経験は?

「たぶん初めてになると思います。ずっとプレーする立場でやってきたので、試合を見ながら解説して、誰かに発信するという機会がまずありませんでした。非常に貴重な経験ですし、なかなかできる体験でもないと思います。楽しみでもありつつ、自分でいいのかという部分もありつつですね(笑)。その瞬間ごとに言葉で試合やプレーを伝えていくのは非常に難易度の高いこと。今解説をされている方は本当に難しいことをやっていると思いますし、この仕事にリスペクトを持って臨みたいと思っています」

――どのような解説にしていきたいと考えていますか?

「今回はアントワープ対シャルルロワということで、三好選手と森岡選手がいるのは外せないところだと思いますし、視聴者の方も求めていると思います。それと自分は現役の選手なので、実際にピッチに立っている選手の心理やプレーの意図にも触れられると思っています」

ベルギーリーグは「激しさや個が顕著に出るという印象」

――マリノスで一緒にチームメートだった三好選手は、どのような選手ですか?

「サッカー的なところで言うと、攻撃のところで違いを作れる選手です。見ていてワクワクする選手だと思いますし、そういうところを海外でも出しているなと。一緒にやっていても『何か起こしてくれるんじゃないか』という存在でしたし、非常に頼もしい選手でした。年下ですけど、かわいがりたくなる人柄を持っていて、後輩力もある選手ですね。今回、ライブで見られるのを楽しみにしていますし、頑張ってほしいと思います」

――ベルギーリーグの印象はいかがでしょうか。

「日本と比べると、組織的というよりも、より個に特化した印象です。スピードや強さのように特徴がはっきりしている選手が多い。今のチームも天野選手や小池選手がいて、実際にベルギーリーグに身を置いて戦った選手もいます。彼らから話を聞いても同じような言葉が出てきますし、激しさや個が顕著に出るのかなという印象は持っています」

――最後に、解説に向けた意気込みをお願いします。

「非常に難しい仕事だと思うので、素人の僕が1日、2日でこなせる仕事ではないということは重々承知のうえでやらせていただきます。着飾っても仕方ないですし、現役選手として実際にピッチに立っている選手の目線を理解しつつやれればと思います。三好選手と森岡選手にも頑張ってほしいですし、僕も視聴者が『楽しいゲームだった』と思う手助けができればなと思っています」

Football ZONE web編集部