グアルディオラとルイス・エンリケに対する感謝の念を告白 「彼らがいることで…」

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシにとって、2020年はプロ生活の中でも有数のつらい1年間となった。2019-20シーズンのバルセロナは無冠に終わり、夏の移籍市場では退団の意思を示したものの結局残留。新シーズンではチームにエンジンがかかり切っていないなか、このタイミングで地元テレビ局「ラ・セクスタ」のインタビューに応じ、その葛藤を口にしたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 バルサのキャプテンとしてメッシは自らを成長させてくれた“重要人物”として2人の監督を挙げている。

「(ジョゼップ・)グアルディオラとルイス・エンリケの下で最高のトレーニングができたのは “幸運”だったよ。彼らがいることで心身ともに大きく成長したし、戦術的な知見も得られたからね」

 バルサで世界的プレーヤーに育ったことを感謝しつつも、語ったのはこの1年間の苦悩だ。「夏にとてもひどい時期を過ごしたのは事実だよ。夏の前に起こったこと、シーズン終盤戦、ファックス問題(バルサ退団の意思を示したファックスがメディアに取りざたされた)、シーズン序盤戦は不調だったけど、今は元気だよ」と話し、現状についてさらにこう続けている。

「クラブやチームレベルで、困難な時期を迎えていることは分かっている。バルサのすべてが難しいのは確かだけど、楽しんでいきたいね」

 またメッシは世界ナンバーワンプレーヤーとなったことでの別の苦悩も吐露している。それはプライベート面だ。「僕はこれまで経験したことすべてで特別なものを手にできたんだけど、匿名の人物になりたい時もある。特に子どもたちと一緒にいる時は街中でのお店、映画館、レストランに行くのを普通に楽しみたいよね」と、特大の“有名税”に悩むこともあるようだ。

 メッシは2021年6月に34歳となる。不世出の天才アタッカーについて今もまだ移籍報道がくすぶることがあるが、果たしてどんなキャリアを選択していくのだろうか。

Football ZONE web編集部