マドリード州に本拠地を置くヘタフェ移籍に専門メディアが見解 「最良の選択肢」

 ビジャレアルは現地時間29日、リーガ・エスパニョーラ第16節のセビージャ戦に臨む。日本代表MF久保建英はここ2試合出番なしに終わり、今冬の移籍が囁かれるなか、レアル・マドリード専門メディアは新天地候補の一つとされるヘタフェへのレンタル移籍の可能性に言及。チームの環境面を踏まえ「最良の選択肢となる」と指摘している。

 今季レアルからビジャレアルに期限付き移籍している久保は、現地時間19日のリーグ第14節オサスナ戦(3-1)では今季初めて出場機会が巡って来ず、中2日で迎えた第15節アスレティック・ビルバオ戦(1-1)もベンチスタート。結局最後まで出番が訪れることはなく、過密日程にもかかわらず、2試合連続で出場なしに終わった。

 久保が本領を発揮できない間、チームでは18歳MFジェレミ・ピノや20歳FWフェルナンド・ニーニョら若手が台頭。ビジャレアルでの立場が厳しくなりつつある状況に、現地メディアでは1月の再レンタルが囁かれるなど、久保の動向に対し敏感になっているのがうかがえる。

 仮に今冬、ビジャレアルを退団するとなれば、新天地候補にはベティス、レアル・ソシエダらが挙がり、なかでも有力と報じられているのがヘタフェだ。そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」は「久保にとってヘタフェは競争力と立地的な近さからマドリードのお気に入りの選択肢」と見出しを打ち、新天地移籍の可能性に言及している。

 記事では、「ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は、久保のレベルの高さを認識しているため、同選手を戦力として迎え入れる意向だ」と指摘。その場合、ビジャレアルは150万ユーロ(約1億9000万円)を要求すると言われており、ヘタフェの経済的事情から「手の届かないものになるだろう」と見ているものの、マドリード州に本拠地を置くヘタフェへの移籍は、あらゆる面で久保には適していると、同メディアは綴っている。

「ヘタフェは最も実行可能なオプションです。マドリードでの立地と、ボルダラス監督の特徴である競争力の高さから、日本人にとって最良の選択肢となるだろう。レアル・マドリードは、日本人がプロサッカー界で素晴らしい才能を発揮するために、隣のチームに参加することに同意している」

 久保について、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は記者会見で「明日の試合(セビージャ戦)に招集されている。彼は我々と一緒に練習していて、それ以上のニュースはない」と話し、去就に関する話題を一蹴。セビージャ戦で久保が起用されなければ移籍報道がますます熱を帯びてきそうだが、どのような展開が待ち受けているだろうか。

Football ZONE web編集部