敵地カンプ・ノウで乾が躍動、超絶ファーストタッチで相手DFを置き去り

 MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するスペイン1部エイバルは現地時間29日、リーガ・エスパニョーラ第16節でバルセロナと敵地カンプ・ノウで対戦し、1-1で引き分けた。乾は先発フル出場で勝ち点1の獲得に貢献したなか、前半に乾が見せた超絶トラップに対し「非現実的なコントロール」と、海外でも称賛の声が上がっている。

 乾はバルセロナ戦に3試合連続の先発出場。左サイドに入ると、2017年5月に鮮烈な2ゴールを決めたカンプ・ノウで再び“魅せた”。

 前半10分、自陣センターサークル付近からDFペドロ・ビガスが左サイドにロングボールを送ると、タッチライン際でフリーになっていた乾が半身の体勢で落下点に入る。そしてバルサ最終ラインのDFオスカル・ミンゲサが距離を詰めてきた瞬間、乾はショートバウンドしたボールを右足アウトサイドでの絶妙なファーストタッチでトラップ。ミンゲサの背後にボールを通す“裏街道”で抜き去り右足でシュートを放った。

 ゴールにこそ結びつかなかったものの、一瞬で相手を無力化したプレーをリーガ公式ツイッター日本語版が「キレキレのセクシートラップ!」と綴って話題を呼んでいるが、海外もこの美技に注目している。

 スペイン紙「マルカ」は「ビガスのロングパスはイヌイの素晴らしいクオリティーによってコントロールされた」と速報。「LaLigaTV Bar」公式ツイッターが「乾の妙技」と綴れば、リーガ公式ツイッター英語版も「イヌイの非現実的なコントロール」と動画付きで称え、海外ファンも「なんてファーストタッチだ」などと反応していた。

 今季のリーガではいまだノーゴールの乾だが、ここまで15試合に出場するなど好調をキープ。卓越したテクニックに経験を兼ね備えた32歳アタッカーは、スペインでも相手を翻弄する美技を見せているだけに、2021年はゴール量産に期待したいところだ。

Football ZONE web編集部