残留へのポイントの一つに、ラポルタ氏再選を英紙指摘 「メッシは気に入っている」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就について、シーズン終了後の退団はほぼ確実と見られていたなか、ここに来て「残留」の可能性も出てきているようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 バルサの下部組織“ラ・マシア”出身で、2004年のトップチーム昇格以降クラブ一筋を貫いてきたメッシ。これまで通算600ゴール以上を奪ってクラブの黄金期にエースとして君臨し、チームとしても個人としても数多くのトロフィーを手にした。

 メッシは「ワン・クラブ・マン」でキャリアを終えると思われていたが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長との対立などが浮き彫りとなり、今季開幕前にクラブに退団を申し出たことが明らかに。最終的にもう1シーズン残留することが決まったが、契約満了となる今夏の移籍が盛んに報じられている。

 そうしたなか、メッシは先週末にスペインテレビ局のインタビューで、「自分の将来について、全く分かっていない。シーズン終了まで待つつもりだ。退団するのかどうか分からないが、もしそうするならば可能な限りベストな形を望んでいる」とコメント。まだ退団するかどうかは決めかねていることを明かしていた。

「デイリー・メール」紙は、「クラブの会長選挙」「家族への想い」「若手選手の成長」がメッシの去就を左右する重要な要素になると指摘。次期会長候補の1人であるジョアン・ラポルタ氏は、05-06シーズンと08-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たした際に会長を務め、メッシは同氏を気に入っていることから「もしラポルタの再選が1月24日に決まれば、メッシ残留のシナリオの後押しになるだろう」と綴っている。

 さらに、家族の意向もメッシが決断するにあたり大きな役割を担うとしており、「もし妻と3人の子どもたちの意向を優勢するとなれば、来季からさらに2シーズンをスペインでプレーし、その後に(アメリカの)マイアミに行くことだろう」と指摘した。バルセロナで一時代を築いてきたメッシは、今後の展開を受けどのような決断を下すだろうか。

Football ZONE web編集部