2010-11シーズンのCL決勝、マンUのナニを無力化したフェイント動画を公式SNSが投稿

 バルセロナの絶対的エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、33歳となった今も世界最高の選手として君臨している。2004年のトップデビュー以来、バルサ一筋で数々の伝説を築き上げてきたが、そのなかでも2010-11シーズンに見せた輝きは特筆すべきものだった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式SNSは、メッシが同シーズンのマンチェスター・ユナイテッドとの決勝で見せた“瞬殺プレー”の瞬間を回顧すると、「人間じゃ取れない」「おそろしく速いフェイント」などファンからの反響を呼んでいる。

 バルサの下部組織“ラ・マシア”で育ったメッシは、2004年に17歳でトップチームデビューを果たすと、翌年5月にクラブ史上最年少(当時)でリーグ初得点をマーク。その後も突出したテクニックを存分に生かし、スターへの階段を一気に駆け上がった。これまでリーガ・エスパニョーラ制覇を10回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝を4回経験し、個人としてもバロンドールを史上最多となる6度受賞している。

 そんな歴史に名を残す天才だが、偉大なキャリアのハイライトの一つと言えるのが2010-11シーズンだろう。リーガ・エスパニョーラで33試合31ゴールをマークして優勝に貢献し、CLでは13試合12ゴールで大会得点王を獲得。聖地ウェンブリーでの決勝でもイングランドの名門ユナイテッド相手に“無双”し3-1の快勝に貢献、自身3度目となるビッグイヤーを掲げた。

 その試合のハイライトと言えるワンシーンが、後半に敵陣右サイドで元ポルトガル代表MFナニと対峙した場面だ。ボールが完全に静止した状態で、メッシの後方には元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが流れてくる。一度ボールを下げる選択肢もあるなかで、メッシは距離を詰めてくるナニをボディフェイントで揺さぶると、鮮やかなステップで完全に逆を取り、ダブルタッチで縦へ突破。キレのある動きと繊細なボールタッチで、ナニを一瞬で“無力化”した。

 この動画はCL公式インスタグラムで、公開から約1日で780万再生を突破。CL公式ツイッターを含めて、コメント欄には国内外のファンから「フットボールの王様」「これぞメッシ」「ファンタスティック」「ポルトガル人にとっての悪夢」「こんなの人間じゃ取れない」「これヤバい」「おそろしく速いフェイント」など、当時23歳のメッシが見せた超絶美技に感嘆の声が殺到していた。

Football ZONE web編集部