移籍後2試合目で初先発の久保が1-0勝利に貢献、途中出場の岡崎と1分間の”日本人対決”

 日本代表MF久保建英が所属するヘタフェは現地時間20日、リーガ・エスパニョーラ第19節で同FW岡崎慎司が所属するウエスカと対戦し、1-0で勝利。ヘタフェ加入2戦目で初スタメンとなった久保は、右サイドハーフでプレー。序盤から積極的なプレーを見せて今季初の2連勝に貢献した。

 今季開幕前に強豪ビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、今年1月8日にレンタル打ち切りを発表。同時にヘタフェへの“再レンタル”が決定した。そして合流直後の前節エルチェ戦(3-1)では、大雪の影響もあって練習に一度も参加できないまま“ぶっつけ本番”での途中出場となったものの、2ゴールに絡む鮮烈なデビューを飾った。

 そして前節から8日間の練習期間を経て、ウエスカをホームに迎えた今節、ヘタフェを率いるホセ・ボルダラス監督は久保を右サイドハーフで先発起用。今冬にバルセロナから期限付き移籍で獲得したMFカルレス・アレニャをトップ下に置き、2連勝を狙った。一方、最下位に沈むウエスカは12日にミチェル監督を解任しパチェタ監督を招聘。新体制初陣となったなかで、岡崎はベンチスタートとなった。

 序盤から久保を含めて積極的に攻撃を仕掛けたヘタフェだが、最初に決定機を作ったのはウエスカだった。前半11分、後方からの縦パスに抜け出したFWダニ・エスクリチェが巧みなトラップから反転し左足ボレーを放つと、シュートはゴール左ポストをかすめて外れた。

 久保にとって最初の見せ場となったのは同18分、相手のハンドで得た右サイドでのFKのチャンス。キッカーを務めた久保が左足を振り抜くと強烈なシュートが枠内に飛ぶもコースは甘く、ウエスカGKアルバロ・フェルナンデスに弾かれたものの、キッカーとしてのチーム内での信頼を感じさせるシーンとなった。

 ヘタフェは同28分にも、右サイドの久保を起点に中央でアレニャが絡み左サイドに展開。DFアラン・ニョムのクロスがクリアされたところをMFマウロ・アランバリが右足ボレーを放つも、シュートは惜しくもゴール左ポストを叩いた。

 0-0で折り返した後半、雨が降るなかでホームのヘタフェがボールを保持してゴールを狙うものの試合はやや膠着。スコアがようやく動いたのは後半24分だった。ウエスカGKフェルナンデスのクリアを弾き返したボールを前線でアレニャがキープして巧みにターン。そして右サイドのスペースへパスを送ると、後半から走り込んだアランバリが相手GKの股下を抜くシュートを決めて待望の先制点を奪った。

 1点を追うウエスカは、同34分に岡崎を投入した一方、1分後に久保がベンチへ退いた。後半アディショナルタイムにはウエスカがCKからゴールネットを揺らしたかに見えたが、ペナルティーエリア内でのファウルを取られてノーゴールの判定。試合はそのまま1-0で終了し、ヘタフェが今季初の2連勝を飾った。

Football ZONE web編集部