C・ロナ&モラタ弾でユベントスがナポリに2-0勝利、ピルロ体制下で初タイトル獲得

 イタリア・セリエAの王者と国内カップ戦コッパ・イタリアの勝者が対戦するスーペルコッパ・イタリアーナは、現地時間20日に昨季のリーグ王者ユベントスとカップ戦王者ナポリが対戦。ユベントスが2-0で勝利し、今季から監督デビューしたアンドレア・ピルロ監督は初タイトル獲得となった。

 前半から若干ながらユベントスが優勢に進めた試合展開の中で、後半19分にコーナーキックのこぼれ球をポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが蹴り込んだ。反撃に出るナポリは、ペナルティーエリア内でベルギー代表FWドリース・メルテンスが倒されたプレーが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言と映像確認の末にPKと判定された。しかし、このチャンスにイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェのキックは枠外に飛んでしまった。

 そして、ユベントスは後半アディショナルタイムにカウンターからスペイン代表FWアルバロ・モラタが追加点を奪い、直後に試合終了のホイッスルが鳴った。これにより、ピルロ監督は初タイトル獲得となった。

 ナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とピルロ監督は、現役時代にACミランで黄金期を築き上げたチームメートであり、イタリア代表としても2006年のドイツ・ワールドカップ優勝時に共闘。ピルロ監督は自伝でガットゥーゾ監督との様々なやり取りを公開するなど、親友とも言える間柄だ。試合終了直後には、両者が抱擁を交わすシーンもあった。

 決勝ゴールを決めたロナウドは中継を担当したイタリア国営放送「RAI」に対し、先週末のリーグ戦でインテルに0-2の完敗を喫したことを踏まえて「自信を取り戻すためにも重要なカップを勝ち取れた。上手くいかない試合だったインテル戦と違った姿を見せる必要のある試合だった」と振り返った。

 また、前人未到の10連覇を目指しながら首位ミランに勝ち点10差をつけられているリーグ戦の状況に「ミランとインテルは非常に強いが、まだ多くの試合が残っている。まだスクデット(リーグ優勝)を勝ち取ることは可能だ。長い道のりになるが、自分たちにはできる」と、逆襲に自信を見せた。

 盟友相手に初タイトルを掲げたピルロ監督に率いられたユベントスは、ほぼリーグ戦の半分が残っているここからの戦いに必要な自信を取り戻したと言えそうだ。

Football ZONE web編集部