急失速のリバプール、今季プレミア初先発のオリギはGKと1対1のシーンで決められず

 リバプールは現地時間21日、プレミアリーグ第18節のバーンリー戦に0-1で敗れた。日本代表MF南野拓実は後半39分から5試合ぶりに途中出場も流れを変えられず、チームはこれでリーグ4戦連続無得点で5試合連続の未勝利(3分2敗)。さらに本拠地アンフィールドでは69試合ぶりの黒星となった。そうしたなか英メディアは、前半に起きた痛恨ミスに注目している。

 昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、今季も一時首位を走っていたものの、直近4試合連続で未勝利と急失速。この日は下位に沈むバーンリーをホームに迎えたなか、ユルゲン・クロップ監督は主力3トップのうちエジプト代表FWモハメド・サラーとブラジル代表FWロベルト・フィルミーノをベンチスタートとしていた。

 序盤からチャンスを作り相手ゴールに迫ったリバプールだが、バーンリーのGKニック・ポープの好セーブもあってどうしても1点が奪えない。後半に入りサラーとフィルミーノを投入するもこじ開けられず、逆に後半38分、奮闘していたGKアリソンが相手FWアシュリー・バーンズを倒したと判定されPKを献上。これをバーンズ自らに決められ失点した。

 直後の同39分に南野が投入されるが、狂った歯車を元に戻すことはできず、リバプールはこのまま0-1で敗戦。昨季圧倒的な強さを誇ったリバプールが4戦連続ノーゴールとなり、5試合続けて白星から見放されることになった。

 そんな悪い流れを象徴するシーンとして、現地メディアが注目しているのが、前半43分に起きたベルギー代表FWディボック・オリギの痛恨ミスだ。リバプールが自陣ペナルティーエリア内から大きくクリアしたボールを、ハーフウェーライン付近でバーンリーDFベン・ミーがGKにバックパスしようとしてキックミス。浮いたボールをプレッシャーをかけに走り込んでいたオリギが奪い、独走態勢となった。相手GKポープと完全な1対1になった決定機で、オリギはゴール右上隅を狙うも、シュートは無情にもクロスバーを直撃。今季プレミア初先発のチャンスを得たストライカーは、“超決定機”をものにできず天を仰いだ。

 このシーンについて英メディア「GIVE ME SPORT」が、「ディボック・オリギが恐ろしいミスを生む」と伝えれば、英紙「ザ・サン」も「ディボック・オリギが黄金のチャンスを無駄にする」と報道。「オリギはボールがバーンリーGKの心地良い腕の中に跳ね返るのを見て唖然とした」とも綴っている。

 この日の敗戦は、本拠地アンフィールドで2017年4月24日のクリスタル・パレス戦(1-2)以来の黒星となり、ホーム無敗記録は68試合でストップ。“ゴール欠乏症”に陥るリバプールは、次戦で復活へのきっかけを掴めるだろうか。

Football ZONE web編集部