記者会見でビラス=ボアス監督が辞意表明、マルセイユはサッリ氏に打診と仏報道

 日本代表DF酒井宏樹とDF長友佑都の所属するマルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督は現地時間2日、記者会見での電撃的な辞意表明が波紋を呼んでいるが、海外メディアはマルセイユが現在フリーのマウリツィオ・サッリ氏の招聘に動いていると報じている。

 ビラス=ボアス監督は2019年にマルセイユの指揮官に就任し、昨季は新型コロナウイルスの影響によりシーズン途中で打ち切りとなったものの、リーグ2位という好成績を残した。昨夏には長友を獲得し、酒井と日本人選手の両サイドバック(SB)を形成する試合も実現している。

 一方、今冬の移籍市場でマルセイユはセルティックからDFオリヴィエ・エンチャムを期限付き移籍で獲得したが、ビラス=ボアス監督の許可もなくフロントの一存で行われた補強に激怒。2日に行われた記者会見で明確な辞意表明を行い、クラブから職務停止が言い渡される事態になった。

 そうしたなか、海外メディアはマルセイユが次期監督の招聘に動いていると報じている。衛星放送「ビーイン・スポーツ」は、「マルセイユはサッリに連絡を入れ、ビラス=ボアスとの入れ替えを画策」と見出しを打ち、昨夏ユベントス監督を解任され、現在フリーのサッリ氏に就任を打診していることを伝えた。

 一方、フランスメディア「フットメルカート」は「サッリはマルセイユに『NO』と告げた」と取り上げ、「シーズン途中での引き継ぎは望んでいないことを伝えた」と、現時点での就任オファーは却下されたと報じている。

 ビラス=ボアス監督は処分中のため、早急な対応に追われるマルセイユだが、もし巧妙な戦術家として知られるサッリ氏が就任することになれば、酒井と長友に課せられる仕事も大きく変わってくることになりそうだ。

Football ZONE web編集部