元英代表クラウチ氏、4位へ転落したチームの現状に言及「サラーに頼りすぎている」

 元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏は、ブライトンに敗れて4位後退となった古巣リバプールが昨年までの“超人的な強さ”が失われたと感じているという。「サラーに頼りすぎている」とチームが抱える課題も指摘した。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 マンチェスターの両雄を追いかけ、リーグ3位につけていたリバプールは現地時間3日に行われたプレミアリーグ第22節でブライトンと対戦。前半を0-0で折り返し、迎えた後半11分にコロンビア代表MFスティーブン・アルザテにゴールを許し、0-1で敗れた。ホーム無敗記録が68試合で終わった1月21日のバーンリー戦(0-1)に続き、本拠地アンフィールドでまたも黒星を喫した。

 リバプールは勝点40のまま足踏みとなり、レスター・シティ(同42)に抜かれて4位に転落。1試合消化の少ない首位マンチェスター・シティとの勝点差は7に広がった。

 リバプールのこうした状況を受け、元イングランド代表FWクラウチ氏は英衛星放送「BTスポーツ」で無類の強さを誇った昨シーズンとはチームの様相が変化していると指摘している。

「昨年の彼らは超人的だったが、今は人間の側面を見ている。今日はアリソンがいなかった。フィルジル・ファン・ダイク、ディオゴ・ジョッタ、サディオ・マネもいなかったのだからそれも当然なのかもしれない。だがそうは言っても、彼らはディフェンディングチャンピオンだ。チャンピオンズリーグも制した。選手層の厚いチームなはずだ。リバプールには大舞台で勝つだけの力があるが、ここからマンチェスター・シティが4、5試合負ける姿を見られるかどうかは分からない」

 今季のリバプールは負傷者が続出していることもあり、試合ごとにメンバー構成が入れ替わる苦しい戦いを強いられている。それでも、クラウチ氏は選手層の薄さを問題の一つとして挙げ、さらにエースストライカーの力に依存し過ぎてしているとも語った。

「(モハメド・)サラーに頼りすぎている。(ロベルト・)フィルミーノも進歩が必要だ。サラーは公式戦で20得点以上を決めている。しかし、マネもジョタもいない。ジョタの負傷は残念だった。サラーがいない、あるいは彼がチャンスを決めないとなると、リバプールの得点が見ることができない」

 リバプールは昨季リーグ戦で無得点だったのはわずか2試合だったが、今季はすでに5試合もある。こうした得点力の低下はサラーへの依存度の高さが浮き彫りになった結果だとクラウチ氏は感じているようだ。

Football ZONE web編集部