南野が目指すべきは元リバプールFWイングス 「可能性に期待している」

 サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は現地時間6日、先発出場したプレミアリーグ第23節ニューカッスル戦(2-3)で新天地デビュー弾を決めた。現地メディアは「「タクミ・ミナミノはダニー・イングスが成し遂げなかったことに挑まなければならない」と取り上げている。

 南野は今季リバプールで勝負の2シーズン目を迎えていたが、リーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録したものの、それ以降はリーグ7試合でわずか6分間の出場にとどまり、アタッカー陣の序列で最下層にまで転落。そんななか、今冬の移籍市場最終日にサウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。

 ニューカッスル戦では、早くも4-4-2システムの左サイドで先発出場。0-2で迎えた前半30分、新天地デビューの南野がいきなり結果を残す。左サイドのDFライアン・バートランドからパスを受けトラップがやや前方に流れるも、勢いそのままに左足を振り抜き、相手GKが反応できない強烈な一撃をゴール左上に叩き込んだ。

 デビュー戦で結果を残した南野について、英地元紙「リバプール・エコー」は「タクミ・ミナミノはダニー・イングスが成し遂げなかったことに挑まなければならない」と見出しを打ち、「リバプールは、アンフィールドから離れたミナミノがプレミアに大きな影響を与える可能性に期待している」と、“先輩”にあたるFWダニー・イングスを引き合いに出して取り上げている。

 2015年にリバプールに加入したイングスは度重なる負傷離脱もあり、戦力として思うように活躍できず。18年にサウサンプトンへと移籍し、19年には完全移籍でクラブを去った。その後、得点王争いの常連となるほどまでのゴールハンターへと飛躍した。

 同じサウサンプトンへの道を選んだ南野とイングスだが、最大の違いは買い取りオプションの有無だ。南野は来季リバプールへの帰還が約束されているため、イングスとは異なり、サウサンプトンでの飛躍がリバプールへの利益として還元される。リバプールはイングスの再現に期待を寄せ、残りのシーズンの活躍を見込んでいるのは間違いないだろう。

Football ZONE web編集部