後半10分から途中出場した直後、チームは2失点してレアルに黒星

 ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第1節延期分レアル・マドリード戦(0-2)に途中出場するも、目に見える結果を残せずに終わった。ホセ・ボルダラス監督は5試合ぶりのベンチスタートで起用した意図について、試合後の会見で語っている。リーガ・エスパニョーラの試合やチーム・選手についての情報を扱うウェブサイト「フットボール・ファンタジー」が伝えた。

 今季開幕前にレアルからビジャレアルへ期限付き移籍した久保だったが、ウナイ・エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、1月8日にレンタル打ち切りが決定。同時にヘタフェへの“再レンタル”が発表された。第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場から新天地デビューを果たすと、その後は4試合連続で先発出場していた。

 しかし、チームが直近3試合で1分2敗と不振に陥っており、スタメン出場の久保も守備に追われて低調なパフォーマンスに終始。今節のレアル戦は右サイドにスペイン人MFフランシスコ・ポルティージョが起用され、久保は5試合ぶりのベンチスタートとなった。そのなかで、スコアレスで迎えた後半10分に“3枚替え”の1人として途中投入されるも、チームは同15分、21分と立て続けに失点を喫し、0-2で敗れた。

 4試合勝利から遠ざかる結果となったなか、ボルダラス監督は試合後の会見で、FWクチョ・エルナンデスをスタメン起用、久保とMFカルレス・アレニャをベンチスタートにした理由について語った。

「少しのフレッシュさを探したということ。クチョは怪我で長期離脱しており、セビージャで数分プレーしたが試合勘が欠けている。アレニャを入れたのは前線の2列でプレーし攻撃につなげるため。タケ・クボの投入では、1対1の場面と縦への推進力とスピードアップを狙った。チームが一番良い時間帯にレアル・マドリードの先制点を食らい、その後すべての調子が落ち込んだ」

 また、56歳のスペイン人指揮官は久保個人についても言及している。

「クボは少しの間出場し、チーム最高の攻撃シーンに関わった。彼が成長し、フィジカルレベルを上げ、とても若い選手だというのは事実。良くなる余地があり、成長しなければならず、サイドではないピッチの別のゾーンで姿を現さなければならない。私は彼に対し多くの要求をしていて、ピッチ中央部へ入り、仲間と連携し、もっと縦への動きをして、クロスやシュート、1対1の場面を作るようにと求めている。ただ彼は若く、少しずつチームの役に立ち後押ししてくれると思う」

 14日にはリーガ第23節でレアル・ソシエダと対戦するが、しっかりチャンスを掴んでアピールしたいところだ。

Football ZONE web編集部