左サイドからの突破で強引にミドルを放ち、バー直撃のボールがGKの背中に当たり得点

 ウォルバーハンプトンは現地時間19日、本拠地でのプレミアリーグ第25節でリーズ・ユナイテッドを1-0で下し、2連勝を飾った。決勝点となる相手のオウンゴールを呼んだ、スペイン代表FWアダマ・トラオレのパワフルなプレーが注目を集めている。

 マリ出身の両親を持つバルセロナ生まれのトラオレは、8歳でバルサに入団し、2013年には17歳でトップチームデビュー。その2年後となる2015年にアストン・ビラへ移籍した。翌年にはミドルスブラへ渡り、現在はウォルバーハンプトンで所属3年目。昨年10月にはスペイン代表にもデビューを果たしている。

 トラオレが武器とする強靭な肉体と圧倒的なスピードは、リーズ戦でも火を噴いた。後半19分、左サイドからピッチ中央へ切り込んでいくと、オランダ人DFパスカル・ストライクが食らいついてくるなかで、ペナルティーアーク後方から強引に右足を一閃。弾丸のような一撃がゴール右上隅に飛び、クロスバー直撃で跳ね返ったボールが横っ飛びしたGKイラン・メリエの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。

 リーズのオウンゴール扱いとなり、トラオレの今季リーグ戦初得点はお預けとなったが、個人技で決勝点を生み出し、スペイン紙「マルカ」は「止まらないアダマ、純然たる力強さの駆け出しと、ちょっとした幸運を伴うゴール角への蹴り込み」と注目。公式ツイッターでも、「このプレーがゴールになったのを見た?」と綴っている。また、スウェーデン地元紙「Expressen」も「トラオレのロケット弾が奇妙なオウンゴールを呼ぶ」と伝えた。

 このプレーをきっかけに、トラオレのギアはさらに上がっていくだろうか。

Football ZONE web編集部