昨季ノルウェーリーグ得点王のFWユンカー、すでに所属するボデ・グリムトを離脱

 得点力不足に苦しむ浦和レッズが、4月2日の移籍期間締め切り間際に昨季のノルウェーリーグ得点王のデンマーク人FWカスパー・ユンカー獲得に動いていると、地元メディアが報じている。その成立の可能性は、40%ともされている。

 浦和は2月27日のJ1リーグ開幕戦のFC東京戦(1-1)から、今月27日のルヴァン杯グループステージ第2節柏レイソル戦(0-1)まで1カ月で公式戦8試合を戦ったが、1勝3分4敗と苦しんでいる。特に得点力不足が顕著で、このうち6試合で無得点に終わり、セットプレーからの合計3得点のみ。エースFW興梠慎三が昨季最終戦での負傷により出遅れたとはいえ、あまりにも苦しんでいる。

 もっとも、今季からリカルド・ロドリゲス監督が就任したなかで、始動後の沖縄キャンプ中に昨季のチーム得点王だったブラジル人FWレオナルドがチームを離脱し、後に中国の山東泰山移籍が発表される事態もあった。

 そうしたなかで、ノルウェーメディア「Nettavisen」は、同国1部ボデ・グリムトに所属するストライカーのユンカーが、2022年12月末まで契約を残しながらも移籍を希望して29日にキャンプ地のスペインを離れたとして、クラブもそれを認めたという。

 一方で、ボデ・グリムトはプレスリリースで「土曜日(27日)の午後、日本のクラブからカスパー・ユンカーへのオファーを受けた。クラブはオファーを確認したが、リーグ戦が始まるまでの時間が短く、オファーが十分に興味深くないことが分かった」として、クラブ間交渉で合意していないことを発表しているとした。そして、この日本のクラブが浦和だと報じている。

 記事では浦和からのオファーは2000万ノルウェー・クローネ(約2億6000万円)で、ボデ・グリムトは「カスパーが新しい冒険をしたいと思っていることを理解しているが、オファーはクラブにとっても適切でなければならない」と、金額的に了承していないことを明らかにしたという。

 ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」では、ユンカーが今年1月にドイツ1部ブンデスリーガのウニオン・ベルリン移籍に近づいたことも紹介。浦和への移籍が成立する可能性を40%とした。

 昨季のノルウェーリーグで25試合出場27得点11アシストの記録を残した27歳のユンカーは、フル代表出場歴はなく、U-21デンマーク代表での出場記録が残っている。果たして、Jリーグの定める第一の移籍期間締め切りとなる来月2日までに交渉がまとまり、浦和にやってくることになるのだろうか。

Football ZONE web編集部