獲得合意を受けて西野TDが会見、レオナルドらの移籍により「1月から動き始めた」

 浦和レッズは1日、昨季のノルウェー1部リーグで25試合27得点をマークし、得点王とMVPをダブル受賞したデンマーク人FWキャスパー・ユンカーを、完全移籍で獲得することでノルウェー1部FKボーデ/グリムトとクラブ間合意したと発表した。西野努テクニカル・ダイレクター(TD)は、「リーグのトップスコアラーになれる可能性がある選手」と期待を寄せた。

 クラブ間合意を発表した後にオンライン会見を開いた西野TDは、「今年に入ってレオナルド、橋岡大樹、柏木陽介と3名の戦力がチームを離れることになったので、その手当て、穴埋めをすべく1月から動き始めた」としたうえで、「常に2022年にどんな布陣を作れるかを去年の夏からこの冬のウインドー、今年の夏、来年の冬の戦力補強をどうするか考えてきた」と、クラブの打ち出した3年計画の3年目となる来季を念頭に動いてきた一環であると強調した。

 左利きのストライカーであるユンカーについて、「チームで求められているものは、杉本健勇を見れば分かるように、前線からの守備もある。ストライカーである以上は、得点力はもちろん必要だが、ストライカーだから守備をしなくて良いというわけではない」という前提のもとに、西野TDは今季と来季について期待を語っている。

「今シーズンに関しては少し時間がかかると思っている。得点を取るには得点を取れる場所にボールを送り込むことも必要。そういうことが整った時には、リーグのトップスコアラーになれる可能性がある選手だと考えている。夏の補強も含めチームが仕上がっていくなかで、来年にはリーグ得点王を取ってもらいたい」

 また、ユンカーについて西野TDは「仲介人と話しているなかでも、本当に日本、浦和でサッカーをしたいという気持ちを持ってくれているようなので、期待したい」と、Jリーグでのプレーに高いモチベーションを持っていることも期待のポイントに挙げた。

 4月2日に締め切りとなる第一の移籍期間でのさらなる選手獲得について、西野TDは「今回は、これ以上はない」と明言。今後、ユンカーは4、5日から1週間ほどで来日し、入国後はJリーグの管理する施設において14日間の隔離。その後、「希望的な観測では4月20日くらいに、さいたまへ来られるのではないか」という状況からチームでのコンディション向上や連係の確認を行い、Jリーグでのデビューに備えることになる。

Football ZONE web編集部