浦和レッズがデンマーク人FWユンカーの獲得合意を発表

 浦和レッズは1日、昨季ノルウェー1部リーグで25試合27得点をマークし、得点王とMVPをダブル受賞したデンマーク人FWキャスパー・ユンカーを、完全移籍で獲得することで、FKボーデ/グリムトとクラブ間合意したと発表した。現地メディアは「移籍を拒否されたあと、怒りでキャンプを去った」と、Jリーグ参戦の舞台裏を報じている。

 昨季をJ1リーグ10位で終えた浦和は、上位進出を目指すべく、徳島ヴォルティスをJ1昇格に導いたリカルド・ロドリゲス監督を招聘。しかし、今季公式戦8試合を戦った段階で、1勝3分4敗と苦しんでいる。特に得点力不足が顕著で、6試合でノーゴールに終わり、セットプレーからの計3得点にとどまっている。

 Jリーグの定める第一の移籍期間締め切りが4月2日に迫ったなか、ノルウェーリーグで得点を量産しているユンカーの獲得合意に至った。186cmのレフティーは新たな得点源として期待が寄せられるが、ノルウェーメディア「fotbollskanalen」は「移籍を拒否されたあと、怒りでトレーニングキャンプを去った」と見出しを打ち、ノルウェー紙「Bergens Tidende」の内容を引用して、Jリーグ移籍の舞台裏を明かしている。

「先週の土曜日に浦和から1500万ノルウェー・クローネ(約1億9500万円)のオファーが届いた。クラブは十分な金額ではないと判断し、これを拒否したが、ユンカーは怒りでキャンプを去り、チームに留まることはできないと宣言した。これを受け、クラブは公式サイトで選手の行動を非難する声明を出した。さらに物語は新展開を迎え、クラブは1600万ノルウェー・クローネ(約2億1000万円)に上乗せされたオファーを受理した」

 ユンカーは昨季25試合で27得点を記録し、絶対的エースとしての立場を確立した分、クラブとしては手放したくない戦力であったことは想像に容易い。ただ、強制的にチームを離脱した姿勢を受け、放出する決断に至ったようだ。

Football ZONE web編集部