好調フランクフルト、ドルトムントに勝利し来季CL出場権獲得へ前進

 元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトは、現地時間3日に行われたブンデスリーガ第27節ドルトムント戦に2-1で勝利し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が見えてきた。好調を維持するチームについて、ドイツ放送局「SPORT1」は「これがフランクフルトの成功の軸だ」と題した特集記事を掲載し、そのなかでチームのキーマンの1人として長谷部の名前を挙げている。

 上位4チームに与えられる来季CL出場権を巡る4位フランクフルトと5位ドルトムントの直接対決は、前半11分にドルトムントMFニコ・シュルツのオウンゴールでフランクフルトが先制。前半44分に元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスのゴールで同点とされたが、終了間際の後半42分にポルトガル代表FWアンドレ・シウバがヘディングで今季22点目となるゴールを決めて、フランクフルトがアウェーで貴重な勝ち点3を獲得。これで両チームの勝ち点差は「7」に広がった。

 昨年12月以降、上昇気流に乗って驚異的なペースで勝ち点を積み重ねてきたフランクフルトについて、「SPORT1」はGKケビン・トラップ、DFマルティン・ヒンターエッガー、MFフィリップ・コスティッチ、シウバ、そして長谷部の5人が好調の牽引役を務めていると分析。長谷部について同メディアは、「このベテランは、思想家でありチームの牽引役であり、そしてキャプテンだ。ボールを持った時の落ち着き、テクニック、洞察力そして経験という面において、この37歳を先発から外すことは考えられない。アディ・ヒュッター監督も、しばしばハセベの重要性を強調し、およそ思いつく限りの言葉でこのプロサッカー選手の模範的存在を称賛している」として、ヒンターエッガーとともに特に守備面でチームに必要不可欠な選手であると評している。

 ドルトムント戦では累積警告によって欠場した長谷部に代わってMFセバスティアン・ローデがボランチの位置で先発し、勝利に貢献していたが、こうした地元メディアからの評価を見る限り、10日に予定されている次節ヴォルフスブルク戦での長谷部の先発復帰はほぼ間違いなさそうだ。

Football ZONE web編集部