台頭する10代選手を英紙が特集、ファティやカマヴィンガらをリストアップ

 世界のサッカー界では毎シーズン、才能豊かな若手が次々と台頭しているが、英紙「ザ・サン」は将来バロンドールを争うことになるであろう「10代のワンダーキッド11選手」を紹介。バルセロナの“至宝”であるスペイン代表FWアンス・ファティや、ドルトムントの17歳イングランド代表MFジュード・ベリンガムらが名を連ねた。

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いたフランスで、すでにA代表デビューを果たしているのが18歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガだ。レンヌに所属する逸材について、同紙は「身長約183センチのスターは、ボールの扱いが上手いだけでなく、タックルも強烈で、一日中走り回れるくらいの体力があり、理想的な中盤の司令塔」と評価。今季は公式戦33試合に出場し、レンヌの主力としてチームに貢献しているが、その活躍ぶりからレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンからも関心を集めていて、夏には移籍すると見られている。新型コロナウイルスの影響で多くのクラブの財布の紐が堅くなるなか、どのチームが5000万ポンド(約76億円)という高値を払うのかが注目される。

 バルセロナの至宝として評価を高める18歳のスペイン代表FWファティと同MFペドリもピックアップされている。「メッシの後継者」とも呼ばれるファティは、2019年にクラブ史上最年少ゴールを記録し、代表ではすでに4キャップを数えている逸材。ただ、昨年11月に左膝内側半月板を損傷し、これまでに2度の手術を受けて現在は長期離脱中。先日には「カタルーニャ・ラジオ」が、同選手の回復が行き詰まっている状況で、3度目の手術の可能性があると伝えていた。

 一方のペドリは、3月にスペイン代表に初招集され、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の3試合すべてに出場。バルセロナでは今季公式戦43試合に出場していて、同記事は「アンドレス・イニエスタとの比較は時期尚早かもしれないが、ロナルド・クーマン監督はペドリに信頼を置いている」と綴った。

ベリンガムを絶賛「将来はイングランドの英雄になる」

 3月のカタールW杯欧州予選サンマリノ戦(5-0)に途中出場し、イングランド代表デビューを果たした17歳MFベリンガムもリストに名を連ねている。昨夏に3000万ポンド(約45億円)でバーミンガムからドルトムントに移籍した同選手はドイツでも成長を続け、ここまで公式戦37試合に出場している。記事では「まだ17歳ということが信じられないプレー。セントラルMFとしての成熟度の高さ、守備面においても理解していることには驚かされるばかりで、ブライアン・ロブソンのような完成されたMFとして、将来はイングランドの英雄になることだろう」と絶賛した。

 ドルトムントからは、U-21ドイツ代表FWフロリアン・ヴィルツ(17歳)、アメリカ代表FWジョバンニ・レイナ(18歳)、U-20ドイツ代表FWユスファ・ムココ(16歳)も選出。そのほか、ブラジル人FWガブリエル・ベロン(パルメイラス/18歳)、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラ(バイエルン/18歳)、U-19オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ(アヤックス/18歳)、フランス人FWラヤン・チェルキ(リヨン/17歳)の名前が並んでいる。

Football ZONE web編集部