英メディアが48歳の誕生日を祝福、レアル時代に決めた“ゼロ角度”からの一撃を回顧

 “悪魔の左足”を持つサイドバックとして一時代を築いた元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏は、今も語り継がれる伝説のゴラッソが多い。その一つが、レアル・マドリード時代に決めた“ゼロ角度弾”だろう。10日に48歳の誕生日を迎えたことを受けて、海外メディアは「不可能なハーフボレー弾」と再びスポットライトを当てている。

 母国ブラジルでキャリアをスタートさせたR・カルロスは、強烈な左足のキックを武器に台頭し、1995年にイタリアの強豪インテルへ加入。翌年にはスペインの名門レアル・マドリードへ移籍し、“銀河系軍団”の一員として脚光を浴びた。またブラジル代表としても長年活躍し、W杯には1998年、2002年、06年と3回出場。02年日韓W杯では母国の5度目の世界一に大きく貢献した。

 そんな輝かしいキャリアを誇るR・カルロスの、レアル時代の“伝説の一撃”として語り継がれているのが、1998年2月のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)テネリフェ戦で生まれたゴラッソだ。左サイドのスペースに鋭いパスが供給され、猛スピードで駆け上がったR・カルロスがゴールラインぎりぎりのところでボールに追いつく。トラップかダイレクトクロスが予想されるなかで、稀代の左サイドバックは度肝を抜くプレーを見せた。

 ラインを割ろうかというボールを思い切り良く左足でミート。“悪魔の左足”から放たれたボールには強烈なシュート回転がかかり、相手GKの逆を突く見事な一撃が“角度ゼロ”から逆サイドネットに突き刺さった。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は、48歳の誕生日を祝福する形で公式ツイッターに「かつてこの不可能なハーフボレー弾をゴールラインから決めた男」と綴り映像を投稿。海外ファンも「とてつもない」「史上最高の左サイドバック」「ファンタスティック」「なんて才能、なんてゴール。この男はヤバかった」「神」「並外れている」などと反応している。

 2012年に欧州でのキャリアを終えてから9年の歳月が流れているが、サッカー史にその名を残す唯一無二の左サイドバックとして、ファンの記憶に深く刻まれているようだ。

Football ZONE web編集部