エメリ監督率いるビジャレアルで出番を得られず、ヘタフェに移籍後も悪戦苦闘

 日本代表MF久保建英はスペイン挑戦2年目の今季、ビジャレアル、ヘタフェと2クラブでプレーし、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしている。現地時間5月9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節エイバル戦(0-1)では出番なしに終わっており、現地メディアは「エメリが正しかったと時間の経過が証明した」と伝えている。

 久保は2019年夏、FC東京からスペインの名門レアルへ移籍。1年目はマジョルカへレンタルとなり、リーグ戦35試合に出場して4得点4アシストを記録した。今季は強豪ビジャレアルに再びレンタルとなったが、ウナイ・エメリ監督率いるチームのなかで定位置を掴めず。リーグ戦13試合(うち先発2試合)で計291分間のプレーにとどまった。

 今年1月、ヘタフェにシーズン終了までの期限付き移籍となったが、当初のスタメン起用から6試合連続でベンチスタートになるなど、苦しい状況に直面した。3月にU-24日本代表の活動を経てチームに再合流後、4月10日のリーガ第30節カディス戦(0-1)ではトップ下で先発出場するも、見せ場なく後半6分に途中交代。4月25日のリーガ第32節ウエスカ戦(2-0)、5月9日のエイバル戦は出番なしに終わっている。

 スペインのサッカー専門サイト「Fichajes.net」は、「タケフサ・クボに関して、エメリが正しかったと時間の経過が証明した」との見出しでレポートしている。

「レアルはクボの成長のためにビジャレアルへレンタルに出したが、エメリは別の選手に出場機会を与え、若いクボにはその責任を負う準備ができていないと見た。それゆえ、ヘタフェへ移ったが、そこでも同じ扱いだった。新シーズンにレアルへ復帰するには厳しい状況で、別のレンタル移籍をするのが濃厚。そこでビジャレアルとヘタフェで得られなかった主役としての活躍をしたうえで近い将来にレアル・マドリードでの活躍を狙う」

 ヘタフェの現状を踏まえると、シーズン終了後には厳しい現実が待ち受けることになりそうだ。

Football ZONE web編集部