レアル専門メディアが来季去就に注目、新天地候補として3つのクラブを列挙

 日本代表MF久保建英(ヘタフェ)の去就動向が注目を集めている。今夏に保有元のレアル・マドリードから売却される可能性も指摘されるなか、レアル専門メディアは新天地候補として3つのクラブを挙げている。

 久保は今夏、リーガでの経験値を積み重ねるべく保有元のレアルからビジャレアルへ期限付き移籍。マジョルカでリーグ35試合4得点4アシストを記録した昨季からのさらなる飛躍が期待されたが、公式戦19試合(1得点3アシスト)に出場も本領発揮には至らず、出番を減らした影響から今冬にヘタフェへの再レンタルを決断した。

 ヘタフェではここまでリーグ戦17試合に出場し、直近のリーガ第37節レバンテ戦(2-1)で、強烈なミドルシュートを突き刺しチームを残留に導く値千金の決勝ゴールを奪った。スペインメディアから軒並み高評価を受け、レアルへの復帰論も過熱していたが、今季所属したビジャレアルとヘタフェでは確固たる地位を築けたとは言えず、スペイン紙「マルカ」は補強資金確保のために「売却」へ方針転換をすると報じていた。

 そんななか、レアル専門メディア「The Real Champs」は「来季の新天地候補3選」と題し、久保の去就に注目。来季も他クラブへレンタルに出されると見立てた上で、今夏の移籍市場で久保が移籍する可能性のあるリーガ・エスパニョーラの3チームを独自にピックアップしている。

 同メディアが久保の新天地候補として選んだのは、バレンシア、レバンテ、カディスの3クラブ。このうち「1シーズンを過ごすのに理想的なクラブ」と指摘されたのはレバンテで、スピード感のある攻撃的なサッカーを展開してきた事実を踏まえて、「彼らのカウンター攻撃のスタイルは、久保のような優秀な選手が成長するための最高の環境であることは間違いない。深く腰を据えて守ることを好むクラブとは異なり、何度もボールを前に出して攻撃する機会を与えられるだろう」との見解を示した。

 一方、バレンシアについては「先発を保証されているわけではないが、デニス・チェリシェフやムサといった選手よりも印象に残るようなプレーをすれば、チャンスは増えるだろう。(主戦場としてきた)右サイドの競争は激しくなく、日本のアタッカーにとっては、スペインの名門クラブのひとつで自分の価値を証明する絶好の機会となりそうだ」と指摘。昇格組ながら健闘が光るカディスでのプレーに関しては「マジョルカ時代のようにクラブの顔になる可能性がある。リーグ戦で安定した出場時間を確保することで、日本人アタッカーの真の可能性を引き出すことができるだろう」としている。

 シーズンオフが目前に迫り、久保の行き先に現地メディアも熱視線を送るなか、去就動向は今後どのような展開へと発展するだろうか。

Football ZONE web編集部