メッシやテア・シュテーゲン、ファティ&ペドリら主力と将来を担う若手は“売却不可能”

 スペイン1部バルセロナは、今夏の大刷新の予感が漂っている。地元紙「スポルト」は今のバルサで“アンタッチャブル”な選手はジョアン・ラポルタ会長が残留を熱望するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや18歳の生え抜きFWアンス・ファティら8選手のみで、逆にブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョやフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを含む10選手が放出候補になっていると報じた。

 今季のバルサは国王杯のタイトルを獲得したものの、2シーズンぶりの優勝を目指していたリーガ・エスパニョーラではマドリード勢の後塵を拝する形で3位と不本意な結果に終わった。今夏の移籍市場では、チーム再建のための大型補強も噂されている。

 今年3月に新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏の下で野心的な計画を持っているというバルセロナにおいて、現状で売却不可能とされる選手は8人いるという。会長が残留を熱望する大黒柱メッシを筆頭に、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、スペイン人DFオスカル・ミンゲサ、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ、スペイン代表MFペドリ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表FWファティ、元U-17スペイン代表MFイライクス・モリバと、クラブの将来を担う若手を中心としたメンバーの名前が挙がっている。

 その一方で、放出候補としてリストアップされている選手はコウチーニョやグリーズマンといったビッグネームに加え、元ブラジル代表GKネト、フランス代表DFサミュエル・ウムティティ、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ、元U-21スペイン代表DFジュニオール・フィルポ、U-21スペイン代表MFリキ・プッチ、元U-20ブラジル代表MFマテウス・フェルナンデス、デンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテ、フランス代表FWウスマン・デンベレまでの大量10人となっている。

 グリーズマンやコウチーニョについては高額移籍金が見込めることから売却の可能性があり、デンベレは2022年6月末までとなった現行契約の延長に応じない場合は、フリーでの放出を防ぐために今夏にオファーを聞き入れる準備があるという。将来を嘱望されるプッチについても、デ・ヨングとペドリが台頭する中盤で出番のない状況が続けば市場価値が下がると見られ、クラブは売却の選択肢を検討しているようだ。

 名前の挙がっていなかったスペイン代表FDジェラール・ピケ、同DFジョルディ・アルバ、同MFセルヒオ・ブスケッツ、同MFセルジ・ロベルトに関しては残留が基本線だが、クラブは大幅なサラリーカットを提示するようだ。新型コロナウイルスによる財政難がこの4選手の去就に影響を及ぼしそうだ。

Football ZONE web編集部